「ライフコーチになるにはどうしたらいい?」
「自分でもライフコーチになれるの?」
「ライフコーチとして生計は立てられる?」
ライフコーチを目指しているあなたはこんなことに悩んでいるかもしれません。
私自身も、ライフコーチになろうと思った当初は、どのような手順をふめばいいのかわからず困った経験がありました。
そこで今回は、日米のコーチング資格を取得し、300名以上とセッションを行い、Udemyでコーチングのベストセラー講座を出してきた私の経験から、以下の項目についてお伝えしていきます。
それでは、早速始めて行きましょう。
誰でもライフコーチになれるのか?
結論、誰でもライフコーチになるポテンシャルを持っています。
なぜなら、達成した目標があればライフコーチになれる素養があるためです。
多くのライフコーチはシェルパ型(登山ガイド型)と言って、自分が達成した目標をこれから達成しようと考えている人にコーチングをしていきます。
例えば、以下のようになります。
・食事療法で10kg痩せた人
→食事療法で痩せたいと考えている人にコーチング
・自分の強みを見つけ、セカンドキャリアの転職に成功した人
→セカンドキャリアで適職を見つけられず悩んでいる人にコーチング
・主婦で副業20万を達成した人
→家計を支えるためにお小遣い稼ぎをしたいと思っている主婦にコーチング
このように、自分が登頂した山をガイドするように、クライエントの目標を達成する支援をしていくということですね。
しかし、中には「私はこれと言って成功体験はないな…。」と感じる人もいるかもしれません。
そんな人でも大丈夫です。
成功体験がないと感じる人は、今まで達成したかったけどできなかったことや、克服したかったことに挑戦してみることで、シェアできる経験を得ることができます。
例えば私の場合は、以下のように挑戦してきたことがライフコーチとしての強みになっています。
・話すのが好きで聞き下手だった状態から、傾聴力を身につけたこと
・英会話が全くできなかった状態から、海外で働けるようになったこと
・周りに合わせて就活していた状態から離れ、自分にあった仕事を見つけられたこと
このように挑戦していくことでライフコーチングビジネスのネタを作ることができます。
したがって、誰にでもライフコーチになる素養はあると言えます。
ライフコーチになるにはどのような力が必要か?
ライフコーチになるには以下の2つの力が必要となります。
コーチ力:クライエントの目標達成を支援するための技術
マーケター力:コーチとして稼ぐ仕組みを作る力
コーチングだけができても集客できずお金は稼げませんし、マーケティングだけができてもクライエントの目標が達成されず続きません。
したがってコーチ力とマーケター力の両方が、ライフコーチになるには必要になります。
ここでは、ライフコーチになるにはどのような手順を踏めばいいのか、2つのステップに分けて解説していきたいと思います。
①コーチングを学ぶ
まずは、ライフコーチングを行う上で必要な「あり方」と「やり方」を身につけていきます。
「あり方」とはコーチとしてどんな人間であるべきかという姿勢を表し、「やり方」とはコーチに必要とされるスキルやセッションフローを表します。
具体的に、あり方とやり方をまとめると以下のようになります。
コーチングを学ぶ時に、スキルやテクニックを学びたいと思うかもしれませんが、それ以上にコーチとしてどういう人間であるか(=あり方)ということの方が重要になります。
例えば、経歴を詐称するようなコーチは信頼できないですし、意見を押しつけてくるコーチには安心して話せないですよね。
スキルやフローは再現性を持ってコーチングを行うためのツールにすぎません。
なので、コーチとしてどういう人間であるべきかという基礎から学ぶようにしてみてください。
ライフコーチングを基礎から学べる専門の資格や講座は以下にまとめているので気になった方はご覧ください。
ライフコーチングおすすめ資格・費用まとめ!日本で受講できるコース3選
②マーケティングを学ぶ
多くの人がコーチングを勉強すればお客さんはやってくると勘違いしがちですが、コーチングのスキルや資格を取得したからといって独立できるわけではありません。
また、資格はあくまでもスキルを裏づけるものでしかなく、集客に直接的につながるものではないのです。
私のコーチング講座ではいつも話していますが、私たちはコーチであると同時にマーケターである必要があります。
つまり、コーチングスキルに加え、サービスを買ってもらう仕組みを作るマーケターとしての力も独立する上では重要であるということです。
具体的にいうと、自分のコーチングサービスを知ってもらい、信頼してもらい、購入してもらい、継続してもらう仕組みを作れるようになって初めて、コーチングはビジネスとして成立するということになります。
多くのスクールがマーケティングの指導をしっかりと行わないので、卒業生が独立に失敗します。
したがって、本記事ではどのようにマーケティングを行うべきかについても次の章から解説していきたいと思います。
ライフコーチになるには? 起業に失敗しないための3つの対処法
それでは、ライフコーチとして起業する際に失敗しないためにはどのような対策を行えばいいのかについて、ここでは3つにわけて紹介したいと思います。
①商品を通して得られる未来を売ること
②かけ算でポジションニングすること
③2ステップで集客すること
これから学ぶ人にとっても、勉強する前に知ってほしいことなので、ぜひ読み進めていってくださいね。
①商品を通して得られる未来を売ること
突然ですが、ライフコーチはライフコーチングを売ってはいけません。
「え、何をいっているの?」と思ったかもしれませんが、ライフコーチングを買う人はライフコーチングが買いたいわけではないのです。
例えば、ダイエットコーチングを購入する人は、ダイエットコーチングが買いたいのでしょうか?
そうではなく、ダイエットコーチングを通して得られる未来が欲しいからこそ、購入するはずです。
ここでいう未来とは、以下のようなものになります。
・引き締まったカラダになって、異性からモテる未来
・営業先で自信を持って商談ができている未来
・夏ビーチに友達と行って、周りからうらやましく思われる未来
(出典:Rizap)
多くの人がライザップのサービスを買いたいと思うのは、芸能人のビフォーアフターの「アフター」、つまり「未来」が欲しくなるためです。
「私もあんな体型になって、モテたい!」と思うからこそ購入します。
したがって、あなたが商品を販売するときは必ず未来を押し出していくということになります。
【商品の売り方例】
×は商品を売っている例
○は未来を売っている例
ダイエットコーチングの場合
× 食事療法で痩せるダイエットコーチング
◯食事を変えるだけで10kg痩せて、夏にビーチに行けるようになるダイエット法
キャリアコーチングの場合
× 適職を見つけるキャリアコーチング
◯死ぬまでに後悔しない最高の仕事を見つける!自己分析方法
ビジネスコーチングの場合
× 主婦向け副業コーチング
○在宅で月20万円のおこづかいをゲットし、趣味を存分に楽しむための副業探し
このようにお客さんはコーチングを通して得られる未来が欲しいので、「コーチングサービスです!」と商品を押し出すのではなく、「未来」を押し出した宣伝をするようにしてみてください。
私の講座の例:キャリアコーチング
②かけ算でポジションニングすること
大きなマーケットをいきなり取りに行こうとすると競合が強すぎて、玉砕してしまいます。
例えばダイエットであれば、ダイエットコーチングをサービスにすると、競合がライザップやエニタイムといった大手になるので、まず勝てずに終わってしまうでしょう。
したがって、対象や方法といった要素をかけ算して、マーケットを細分化し、ポジショニングして行く必要があります。
・ダイエットコーチングの例
・キャリアコーチングの例
・起業コーチングの例
このように対象や方法などをかけ算して、マーケットを細分化することで、比較的競合が少ない領域で勝負ができるようになります。
つまり、ニッチマーケットのほうが競争率が下がり、あなたのコーチングが売れやすくなるということですね。
③2ステップで集客すること
コーチングに限らず多くのビジネス初心者が陥りがちなワナとして、1ステップで集客しようとすることがあげられます。
1ステップとは、いきなり商品を販売するということになります。
例えば、以下のような集客の方法を言います。
・SNSで商品を紹介
・ブログ記事でいきなり商品を紹介
・広告でいきなりモノを売りつける
これは道端で話しかけて、いきなり商品を売りつけるようなもので、ほとんどの人に拒絶されて売れずに終わります。
なぜなら、あなたが誰かわからないし、信用できないためです。
なので、「信頼獲得→セールス」の2ステップで集客をしていきます。
ヨガコーチの例
①SNSの投稿で30分の無料のヨガ教材をプレゼント(信頼獲得)
②その教材の中で月3000円のセッションを紹介(セールス)
①ブログ記事で体が硬い人のヨガの悩みを解決(信頼獲得)
②体が硬い人向けのヨガを解説した2000円の動画講座を紹介(セールス)
①広告でヨガマットをプレゼント(信頼獲得)
②手紙を添えて、zoomで月1回3000円のヨガセッションを紹介(セールス)
このように先にプレゼントしてから信頼を獲得し、商品を紹介する2ステップで集客を行うことで、1ステップで行うときよりも多くのの集客が見込めるようになります。
ライフコーチになるには?まとめ
いかがだったでしょうか?
コーチングを勉強するだけでは、コーチとしては起業できません。
本記事を通して、ライフコーチになるには、「コーチ力」と「マーケター力」の2つの力が必要であることが理解できたかと思います。
ぜひ、コーチ力だけでなく、マーケター力も身につく学習をするようにしてみてください。
両方の力が身につく資格や講座をまとめた記事も作っているのでぜひ合わせて読んでみてください。
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