【才能か努力か】という議論に決着をつけてみた!

才能vs努力

才能と努力って結局どっちが勝つの?

 

才能がない私は努力するしかないの?

 

永遠の議論である才能と努力。

 

どちらが正解かの二項対立で語られることが多いですよね。

 

答えのないこの議論に決着をつけてみようということでこの記事を書いて見ました。

 

この記事を読めば、以下の2つがわかります。

 

 ・才能と努力の決定的な違い

 
・才能と努力を最大限いかす方法

 

フィリピンのNGOで若者のキャリア支援をしている僕の経験と、才能に関する海外の論文や本の研究から、「才能と努力」の関係について詳しく書いています。

 

では、早速説明していきます。

 

 

才能と努力ってそもそも何が違うの?

才能vs努力

 

では、才能と努力の違いについて僕の過去のストーリーをもとに紹介していきたいと思います。

 

僕は中学時代ラグビー部に所属していました。

 

一番ボールを触るポジションだったので、持久力をつけるために3年間毎日欠かさず走り込みをしつづけていました。

 

その結果、持久走でも学年ではトップ5に入るほどの実力を持っていました。

 

僕が3年生になった頃、1年生で同じポジションで入部してきた後輩がいました。

 

ある日、僕がいつも走っている校舎の周り1kmを、その後輩と一緒に走ることになりました。

 

「まあ負けることはないだろう。」

 

そうたかをくくっていました。

 

しかし、実際スタートすると、彼は僕よりも1周目から速く走り出したのです。

 

「まあそのうち体力が切れるだろう」

 

と思いながら走っていただのですが、そのまま3周し終わった頃には半周ほど差がついて負けました。

 

「3年間努力していた僕が負けるはずがない! なぜだ?」

 

と悔しく、疑問に思いました。

 

それから疑問が晴れぬまましばらく経ったころ、彼は自転車が大好きで毎朝登校前に自転車で公園を走っているということを知りました。

 

その趣味は小学校2年生くらいから毎日欠かさず続けていたということでした。

 

3年間持久力をつけようがんばった僕に対して、彼はがんばるという意識もなく5年間持久力をつけるための習慣を持っていたのです。

 

つまり、僕よりも彼のほうが、走った距離も時間も長かったのです。

 

「そりゃ勝てるわけない」と思いました。

 

ラグビー部

中学校のラグビー部の写真(前列左から3番目が僕)

 

この経験から才能と努力の違いがよくわかります。

 

僕の後輩が得ていた力は才能で、僕が得ていた力は努力です。

 

才能は「意識せずに継続した結果得られる力」です。

 

僕の後輩は、自転車で走ることを努力であると意識せずに、ただ好きだからやっていました。

 

つまり、走ることが好きな習慣となっていたため、努力している感覚なく結果として持久力もついていたのです。

 

それに対し、努力は「意識して継続したことで得られる力」 です。

 

僕の場合、「毎日3kmは練習後走って持久力をつける」という目標を意識して継続していました。

 

つまり、目標を意識して継続した結果、持久力が得られたのです。

 

まとめると、以下のように才能と努力には違いがあります。

 

才能:無意識に継続した結果得られる力

本人は頑張っている感覚はなく、得られている力のこと。

努力:意識して継続したことで得られる力

頑張っている感覚を持ちながら、得られている力のこと。

 

才能>努力なのか?

才能>努力?

 

では、才能は努力に勝るのでしょうか?

 

そんなことはありません。

 

僕は大学時代、日本拳法という総合格闘技の部活に入りました。

 

同級生は少林寺大阪大会優勝、空手高校チャンピオン、柔道二段といった格闘技畑出身の猛者たちでした。

 

無差別階級な上に、周りは強い人ばかり。

 

僕は小柄で非常に不利でした。

 

練習でもふっ飛ばされ続け、どんどん自信をなくしていました。

 

しかし悔しかった僕は、体の小ささを逆に生かして勝つ方法を見つけようと試行錯誤をしました。

 

姿勢を低くし、相手の腹にミドルを打つ練習足首をねらうタックルを、毎日欠かさずスパーリングを通してやっていました。

 

その結果、自分の特徴をうまくいかすことができ、学年で一番はやく黒帯を取ることができました。

 

才能のかたまりみたいな同期がいる中、工夫して努力することでいち早く結果を残すことができたのです。

 

このように、努力が才能に勝ることもあります。

 

努力の場合、現状に対する目標と行動を自分で設定できることが強みです。

 

現状に対する目標:「体が小さい自分が黒帯を取る」

行動:「潜り込みミドルパンチと足首タックルの練習を極める」

 

このように、努力では意識して目標に取り組むことができるのです。

 

うまく行動が目標にあっていた時に、無意識に行動している才能よりも高い結果を残すことができるのです。

 

なので、一概に才能か努力どっちが上かという答えはないということがわかります。

 

結局、才能と努力のかけ算が最強

才能×努力

 

では、努力だけしてればいいのか?

 

と言われるとそういうわけではありません。

 

才能がない分野で努力をしても不利ですし、才能があっても努力して磨かなければ芽が出ることはありません。

 

世界の偉人たちもこのように言葉を残しています。

 

天才は努力する凡才だ

アインシュタイン(ノーベル物理学受賞学者)

 

もちろん、生まれつきの能力の問題もまったく無視はできない。それでもやはり、これはおまけみたいなものだ。絶え間なく、粘り強く努力する。これこそ何よりも重要な資質であり、成功の要といえる。

トーマス・エジソン(発明家)

 

誰もが才能を持っている。しかし能力を得るには努力が必要だ。

マイケルジョーダン(NBAバスケットボール選手)

 

このように、自分がどのフィールドで最大限価値を発揮できるのかを(=才能)を知り、そこで正しい努力をしていく必要があると、過去成功してきた人たちは口をそろえて言っています。

 

つまり、業界でトップクラスになるためには、才能と努力のかけ算が必要だということです。

 

才能の見つけ方

才能の見つけ方

 

こういう議論をすると、「才能のない私はどうしたらいいの?」と思う方もいるかもしれません。

 

才能という言葉が、イチローやマイケルジョーダンのように天性の能力として語られる文脈では確かにそのように感じるのもわかります。

 

しかし、Amazonベストセラーの「人生がときめく片付けの魔法」を書かれたコンマリさんは、掃除という身近なスキルで人生が変わるという本を書き、成功されています。

 

このように身近なスキルでも才能になる可能性を秘めているのです。

 

なので、「自分には才能がない」と落胆するのではなく、自分の才能の種を見つけようという意識を持ちましょう。

 

才能の見つけ方に関しては、【才能が欲しい!】学校では教えてくれない見つけ方3ステップにくわしく書いているので、ぜひご覧ください。

 

 

正しい努力の仕方

正しい努力の仕方

 

才能の見つけ方は分かった、でもどうやって努力すればいいんだよ。

 

このように思われてる方もいるかもしれません。

 

才能があっても、正しい方法で努力をしないと才能は開花されません。

 

しかし、この「正しい努力」を自分で見つけるのは難しいです。

 

ビジネスの場面やスポーツの場面でも、この正しい努力をするためにモデリングというスキルが必要であると言われています。

 

要するに成功している人をマネブ(学ぶ×まねる)ことでうまく行くということです。

 

僕の例を出してみましょう。

 

僕は高校時代ラグビーをしていたのですが、脚力があったのでキッカーのポジションを任せられていました。

 

キックは中学時代はやってなかったので、どのようにやっていいのかわからず。とりあえず自我流でがむしゃらに練習していました。

 

しかし、大事な場面でミスキックを連発。

 

僕のせいで負けた試合も何度かありました。

 

そんな中、3年生の時に強豪校のコーチが僕たちの高校に赴任することになりました。

 

そのコーチはキックのスペシャリストで大学時代にも日本大学選手権でキッカーとして活躍していた選手でした。

 

それから僕は自我流のキックを手放し、ひたすら彼のキックのマネをしたり、蹴り方のコツを教わったりしました

 

その結果、飛距離だけでいうと最初は30mくらいしか飛ばなかったキックが、50m〜60mくらい飛ぶようになり、試合でも僕のキックを中心に進めるチームになっていきました。

 

このように自我流でやるよりも、まずはうまい人のまねをしてみることで正しい努力の仕方を知ると上手くいくことが多いです。

 

自我流でやる100回よりも、真似してやる1回の方が効果的です。

 

特にまねぶ時の3つのポイントがあるので紹介します。

 

① モデルとなる人がどういう技術や知識を持っているか?

知識とスキル

僕の例だと、キックの細かい技術(遠方にけるキック、高くけるキック、転がすキックなど)をどのようにコーチがけっているかをビデオに撮って何度も見ていました。

 

教師になりたい人なら、目指している教師の教え方や知識、

プログラマーになりたい人なら、プログラミング言語やバグの修正の仕方

 

といったようにモデルとなる人がどのような技術や知識を持っているかを洗い出していきます。

 

② モデルとなる人がどういう内面や性格をもっているか?

内面とソフトスキル

これは見落としがちなポイントなのですが、モデルとしている人がどんな内面のスキルを持っているかも知る必要があります。

 

僕の例だと、状況を判断してどこキックするかを考える冷静さや、大事な場面でキックをミスしないタフさにあたります。

 

無闇に技術や知識だけを身につけようとしても、こういった側面を見落としていると、どこかで行き詰まります。

 

しかし、いきなりこの内面のスキルはわからないことも多いので、努力する過程のなかで見つけて行くというスタンスで大丈夫です。

 

③ ①と②をどのように身につけたかを知る

どのように身につけたのか

 

① 技術や知識、②性格や内面が分かったとしても、それをどうやって身につけたのがわからないと、身にならないですよね。

 

僕の例だと、キックの仕方を知っていても、どうやって練習するかを知らないと上手く身につかないということです。

 

僕の場合は以下のような練習法をコーチから学んで実践していました。

 

最初は近場でボールだけを見て蹴る。

徐々に、距離をのばし相手の位置を見てから蹴る。

 

この練習を繰り返すことで、キックコントロールが明らかに改善されました。

 

このように、どのように身につけたのかも学ぶことで、より効率よく必要なスキルや知識などを身につけることができます。

 

 

才能と努力の関係まとめ

 

最後に努力と才能の関係をまとめて終わりにしたいと思います。

 

 

<才能と努力についてまとめ>

 

・才能:無意識に行動して得た力

 

・努力:意識的に行動して得た力

 

・才能と努力どちらが優位ということはない

 

・才能と努力のかけ算が結局最強

 

・小さくてもいいので、才能のタネをまず見つけよう

 

・正しい努力をするには、まねぶ(=学ぶ×真似る)

 

 

才能と努力はどちらが優位ということはありません。むしろ才能を見つけ、それを磨く努力をしていくこと重要です。

 

あなたの中にある小さな才能を認識し、それを伸ばす努力をしていきましょう。

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