講師の磯部です。
いかがおすごしでしょうか?
最近私は、キナバル山という4095mでマレーシア最高峰の山を登頂してきました。
登山未経験でいきなり富士山よりも高い山を登るのは無謀だと、友人に止められましたが、山岳保険も入り万全の状態でのぞみました。
正直、登り始めた時は「やめとけばよかった」と後悔したのですが、今振り返ると登ってよかったと心から思えます。
登頂初日は、3272mの山小屋まで6時間かけて登頂しました。
高所に入ってからは酸素が薄くなるのと、岩場で斜面が急になるのでとても苦労しましたが、なんとか山小屋にたどり着くことができました。
山小屋で同じ部屋になったのはシンガポールから来た60歳の男性。
熟練の登山者のようで、私より1時間ほど早く山小屋に着いていました。
「私の2倍人生を生きているのに、私よりもスピーディーに登頂しているなんて…。」
日頃の訓練は若さにも勝る。
次回からはもっと低山で練習してから臨もうと思いました。
両ももの筋肉痛を和らげるために入念にマッサージをして、2〜3時間ほど仮眠を取り、ご来光を見るために翌朝の山頂アタックに備えました。
そして、翌朝800m高度を一気にあげて山頂へ向かいました。
山頂までの道のりはかなり急で、ロープを使ってクライミングをする場面もあり、とても大変でした。
頼れるのはヘッドライトの光だけ、酸素は薄くなり、凍てつく風が全身を抜ける。
そんな極限状態でピークを目指します。
そして、最終地点のロッククライミングを終え、午前5時ごろ3時間ほどで山頂にたどり着きました。
山頂からの眺めは、岩山が天に突き刺し雲を見下ろすという、この世とは思えない絶景でした。
「最初は過酷でどうなるかと思ったけど、登ってよかった」
山頂に着いた時は、無事辿り着けた安堵感と、2000m以上の下山がまだ残っているという緊張感の入り混じった感覚でした。
そして、ズキズキ痛む筋肉痛を抱えながら、その日のうちに無事8時間かけて下山することができました。
山のふもとからキナバル山をみた時はその高さに絶望を感じましたが、いざやり遂げてみると形容しがたい爽快感と達成感を感じました。
仮に到達できなかったとしても、挑戦してよかったと思います。
今回、登山に必要な装備や心構えなど最低限調べた上で臨んだのですが、もしキナバル山の大変さやネガティブな情報を調べすぎていたら、登頂を諦めていたと思います。
知識をたくわえるほど、私たちはできない理由を探してしまいます。
・ダイエット前にいろんな本で勉強しすぎて、私には無理だと諦める
・ギターを始める前にYoutubeで勉強しすぎて、私には無理だと諦める
・コーチ起業する前にいろんな講座を受けて、私には無理だと諦める
勉強すればするほど、道のりが険しいことを知り、自分にはできないと諦めてしまいます。
もちろん、無知で挑戦しろと言っているわけではなく、何事も最低限インプットした上で臨むべきだと思います。
私も登山装備や歩き方を知らないまま臨んでいたら、きっと登頂に失敗したことでしょう。
しかし、ただ知識を詰め込んでいるだけでは何も生まれません。
Meta社(元Facebook社)のマーク・ザッカーバーグも「リスクを冒さないことがリスクだ」とあるインタビューで言っていました。
だからこそ、賛否両論のなか彼はSNSからメタバース事業に一気に舵を切ったのだと思います。
何もしないで安全地帯にいることは、経験を拒絶するのと同義です。
私は無謀にもキナバル山を登頂したことで、もっといろんな山を登りたいと思うようになりましたし、次回はもっと上手く登頂できるという自信が生まれました。
コーチ起業も全く同じで、とりあえずサービスを作り始めることで、やる気が出てきたり、何を勉強すべきなのかが見えてきたりすると思います。
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では、今後ともあなたの起業・副業を心より応援しております。
磯部[/vc_column_text][/vc_column][/vc_row]