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お世話になります。

 

講師の磯部です。

 

日本は梅雨が近づいてきていますが、あなたはいかがお過ごしでしょうか?

 

私は旅の間にはよく本を読むのですが、あなたは好きな本はありますか?

 

私はふと10年前タイを旅していた時に読んでいた「金持ち父さんと貧乏父さん」について最近思い出しました。

 

金持ち父さん・貧乏父さん
出典: 筑摩書店「金持ち父さん貧乏父さん」
 

この本では、主に著者の友達の父親(金持ち父さん)と自分の父親(貧乏父さん)との対比を通して、収入や時間を何に使うか」で人生の豊かさが決まるということが書かれていました。

 

金持ち父さんは収入を「お金が増えるもの」に使い、貧乏父さんは「お金が減るもの」に使っていました。

 

例えば、金持ち父さんはビジネスや投資、不動産などお金を生み出してくれるものに収入を使い、貧乏父さんは住宅ローンなどお金を減らすものにお金を使いました。

 

何に収入を使うのかで経済的な豊かさが変わる。

 

サラリーマンになる方法は知ってたけど、お金持ちになる方法は一切知らなかった学生時代の私は、衝撃を受けました。

 

そこから感化されて投資や不動産のセミナーに参加したり、海外の投資コンサルの会社で働いたりして、お金の勉強をするようになったのです。

 

しかし、大学を卒業し、新卒から東南アジアで生活をしているうちに「お金を増やすことも大事だけど、それだけで豊かになれるのかなあ?」と疑問を感じるようになりました。

 

なぜならまわりに、得意のフィリピン料理で屋台を経営しているおばちゃん、バーやレストランで演奏して生計を立てているストリートミュージシャンの人たちがいたからでした。

 

屋台のおばちゃん

 

私のアパートの前で屋台をしていたグレイスおばちゃんは得意のフィリピン料理に情熱を注いでいて、「どうだ美味しいかい?」といつも聞いてくれました。1食数10円といった利益にしかならないけどお客さんの笑顔を見るために一生懸命働いてました。

 

マレーシアのボルネオ島のバーで会った、フリーの音楽家のイコンさんは「収入は大したことないけど食ってはいける。音楽が僕を呼んでいるんだ。」と自分の仕事について熱く語ってくれました。

 

彼らが楽しそうに働いているのをみて、お金は生きる上で大事だけど、お金を稼ぐために使う時間も同じくらい大切なんだと思うようになりました。

 

金持ち父さん貧乏父さんの中で、著者は貧乏父さんを批判してばかりなのですが、彼が職場でどんなやりがいを感じてどう働いていたかは描いていません。

 

もしかしたら、彼は仕事を生きがいに人生を楽しんでいたのかもしれません。

 

私は今の時代の金持ち父さんは「ただ収入を投資に回せる人」ではなく、「生きがいと思える仕事で稼ぎ、その収入を増やすことに使える人」だと思います。

 

なぜなら、どれだけお金を持っていたとしても稼ぐプロセスが楽しくなかったら、お金より大切な人生の時間を代償にしているだけだからです。

 

もちろんお金は大切だけど、それと同じくらいお金を稼ぐのに使った時間も大切だと思います。

 

私は、金持ち父さん貧乏父さんからお金をどう使うべきかについて学び、屋台のおばちゃんたちからは時間をどう使うべきかについて学びました。

 

そして、この学びが今のノマドコーチ/Udemy講師としての仕事に繋がっています。

 

もしあなたが、コーチとしてお金を稼ぐだけでなく、そのプロセス自体も楽しみたいと思っている場合は、以下の無料講座を参考にしてみてくださいね。

 

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では、今後ともあなたの起業・副業を心より応援しております。

 

磯部