「コーチングってどこか胡散臭いし、怪しい」
「お金をだまし取られる感じがして不安…。」
「友達がコーチングっていう職業をしてて、勧誘されたけどネットワークビジネスじゃないの?」
「コーチングを受けたい」、「コーチになりたい」、「友達がコーチングをやっている」という人の中には、コーチングが胡散臭い、怪しいと感じる人もいるのではないでしょうか?
その気持ちよくわかります。
僕自身も、コーチングについて知ったときは洗脳されるのではないかと思っていたくらいです。
しかし、コーチングや臨床心理学の本を読んでいくうちに、コーチングが胡散臭い・怪しいと思うたった1つの理由がわかってきました。
本記事では、以下の三本立てでお送りします。
・コーチングが胡散臭いと思われるたった1つの理由
・実際のコーチングとは
・コーチングの効果が最大化される時
コーチングは胡散臭い・怪しい? 理由はたった1つに集約される
コーチングについて胡散臭い、怪しいと言われる理由について、Googleで10記事ほど見て調べたのですが、主に以下の7つの理由があがっていました。
①無形のサービスであるため
コーチング自体がモノのように目に見えて何かを得られるものではないことから、お金を払うことに抵抗がある人もいるようです。
②高額な情報商材やセミナーをサービスにしている人がいるため
コーチングと称して、高額な自己啓発系セミナーを開いている人もいます。そういった人の印象からコーチングが怪しいと思うようになります。
③ネットワークビジネスという噂があるため
コーチングを行なっている人にマルチ商法的なビジネスをしている人がいるため、ネットワークビジネスと勘違いされることがあります。
④コーチング費用が高額であるため
コーチングの1セッションは1時間1~3万円が平均相場。デフレが進む日本で、高すぎるものは胡散臭いというイメージがついているのかもしれません。
⑤コーチングの効果を実感するのに時間がかかるため
コーチングを受ければいきなり人生が変わるというものではありません。短くても3~6ヶ月という期間で継続的に受ける必要があります。この期間の長さから怪しいと思う人がいるようです。
⑥洗脳されるのではないかと不安になるため
先ほど言及したような、高額で胡散臭い自己啓発セミナーを開いている人がいるため、洗脳されてもっとお金を払わされるんじゃないかと感じるのも仕方ありません。
⑦資格がなくてもコーチングと名乗れるため
「恋愛コーチング」「キャリアコーチング」「ダイエットコーチング」「ライフコーチング」などいろんなジャンルがありますが、現状コーチングは資格がなくても名乗ることができます。
臨床心理士や精神科医のような資格職業は安心して受けられるけど、資格がない人から受けるコーチングは胡散臭いと感じるかもしれません。
以上のように、コーチングが胡散臭い・怪しいと思う理由はたくさんあるのですが、結局は1つの理由に集約されると思います。
それは、「コーチングというものがよくわからない」ということです。
7つの理由も以下のように1つに集約されます。
・コーチングが何かわからないため、無形のサービスに投資するのが怖い
・コーチングが何かわからないため、高額な自己啓発の情報商材やセミナーをコーチングと勘違いする。
・コーチングが何かわからないため、ネットワークビジネスと勘違いする。
・コーチングが何かわからないため、値段が高いことに怪しいと感じる。
・コーチングが何かわからないため、効果が短期間で出ないことに怪しいと感じる。
・コーチングが何かわからないため、洗脳されると勘違いする。
・コーチングが何かわからないため、資格のない人に騙される。
このように、コーチングが何かよくわからないからこそ、胡散臭いと批判をしてしまうのです。
なので、「実際のコーチングとは何か」ということに関して知った上で、受けるかどうかを検討するといいと思います。
実際のコーチングとは何か?
コーチングとは何かをまず理解し、胡散臭いか怪しいかを判断できるように、図解を入れながらコーチングについてまとめました。
国際コーチ連盟の認定校のクラスを参考にしながら作ったものなので、信頼できるものだと思います。
この記事を読んで実際のコーチングとは何かについて知り、再考してみてください。
コーチングは自分に合うと思った時に成功する
元京大大学院出身の臨床心理士、東畑教授が書いたベストセラー「野の医者は笑う」という本で、このようなことが書かれていました。
心の治療は、患者がもっともらしいと思った時に成功する。
つまり、患者が治ると信じれば治るということです。
医学的な用語を使うとすれば、プラシーボ効果と言ったものでしょうか。
この本では、沖縄の怪しいスピリチュアルな心の治療法を作者が体当たり取材していく中で、それを信じている患者の心の状態が回復していく様子がノンフィクションで描かれています。
そういった様子を見て私たちは宗教じみて怪しいと言いますが、逆に彼らにとって私たちも精神医学や臨床心理学といった「科学」の信者であり怪しいのです。
なので、何が正しいということはなく、どんな手法も自分にあっていると思えれば、機能するということです。
したがって、先ほど言ったように頭ごなしに「コーチングは胡散臭い・怪しい」と決めつけるのではなく、まずそれがどういうものなのかを知ってから判断してもいいのではないでしょうか。
実際にコーチングを受けた7名にインタビューをして、メリットとデメリットを中立的な立場で出してもらった記事があるので、こちらも合わせて読んでみてください。
コーチングは胡散臭い・怪しい?まとめ
最後に、本記事の内容を3点で簡潔にまとめて終わりにしたいと思います。
<まとめ>
①コーチングが怪しいと感じる理由はいろいろあるが、「コーチングを知らない」ということに集約される。
②コーチングを胡散臭い・怪しいと決めつける前に実際のコーチングとは何かを知ってから判断する。
③コーチングが自分に合うと心から信じられた時、効果は最大化される。
僕は、コーチングが誰にでも有効で当てはまるものだとは信じていません。
自分に合うと思った人が受ければいいと思っています。
以上、「コーチングは胡散臭い・怪しい? その理由はたった1つに集約される」でした。
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