「コーチングで起業するのって現実的なの?」
「コーチングで起業するにはどうしたらいいの?」
「コーチング起業に資格は必要?」
これから、コーチングで起業したいと考えているあなたはこのような悩みを持っているかもしれません。
そこで本記事では、現在副業としてコーチングを使ってサービスを提供している私の視点から、「コーチングで起業するにはどうしたらいいのか?」について誰でもわかるようにやさしくまとめてみました。
過去、語学学校の教育サービスのマーケティングに関わり、200人以上の集客を成功させてきた知識と経験をつめこんでお届けしていきます。
記事の終わりには、読者限定の特典もあるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
コーチング起業で「コーチ」になってはいけない3つの理由
コーチングで起業しようと考えている人の多くは、「プロコーチ」として活動しようと考えていると思います。
ここでいうプロコーチとは、有料のコーチングセッションで生計を立てられる人のことを表します。
しかし、プロコーチになることは難しいのが現状です。
以下、コーチング起業をする際に「プロコーチ」を目指してはいけない3つの理由をみていきましょう。
50人に1人しか成功しない世界だから
認定資格をもちコーチングで起業できる人は、わずか50人に1人といわれています。
また、コーチとして生計を立てられたとしても、売上のほとんどがトップ5%のコーチがあげているという世界です。
つまり、トップクラスのコーチになれる確率は、2% × 5% = 0.1% (1000人に1人)しかないということがわかります。
したがって、プロコーチを目指すのは困難な道のりになります。
コーチングという言葉がそこまで浸透していないから
国際コーチ連盟が2014年に2万人を対象に行った調査では、コーチングが何か理解できている人は20%ほどしかいないということがわかりました。
つまり、コーチングという名前を使ってビジネスをしても、それが何かわかってくれる人は5人に1人であるということになります。
その少ないパイを奪い合うことになるので、熾烈な争いになってしまいます。
民間の認定資格持ちのコーチで溢れているから
「コーチング スクール」とGoogleで調べるとたくさんの学校が出てくるということから、それだけ多くの認定コーチが増えているということがわかります。
民間資格を持つコーチの供給の伸びほどコーチングの需要が伸びていないため、競争が激化していきます。
以上の3つの理由で、コーチングセッションだけで生計を立てる「プロコーチ」として起業するのは難しいということがわかるかと思います。
しかし、セッションそのものをサービスにするのではなく、コーチングを使って他のサービスを作ることは誰にでもできます。
コーチングで起業するための7つのステップ
「プロコーチ」にならずに、コーチングを使って起業していく手順について7つのステップに分けて解説していきます。
①「コーチング×あなた」のかけ算する
まず大切なのが「コーチング」というワードだけで勝負しないということです。
コーチングとあなたの強みやバックグラウンドをかけ算することで、オリジナリティーの高いサービスを作っていきます。
【コーチング×強み(経験やスキルなど)】
・コーチング×人に教えること
・コーチング×マーケティング
・コーチング×英語
・コーチング×プログラミング
・コーチング×環境保護
【コーチング×バックグラウンド】
・コーチング×2代目経営者
・コーチング×30代独身から結婚
・コーチング×人見知りから卒業
・コーチング×書籍出版経験
・コーチング×海外移住経験
この段階ではどんなサービスが生まれるかなどはまったく気にせず、ノートに書き込みながらかけ算していってみてください。
②思いつく限りサービス案を出してみる
次に、かけ算したらどんなサービスが生まれるかを自由に発想していきます。
例えば、先ほど出した1つ目の「コーチング×人に教える」は私の例なのですが、以下のようなサービス案が出てきました。
・コーチング×人に教えること
→初心者向けコーチング動画セミナー
→小学生にコーチングを使って目標達成の方法を教える授業
→途上国の大学でコーチング授業
など
この時は、人に教えること以外にも「動画編集ができること」や「子どもが好きなこと」、「英語ができること」などもかけ算して出しました。
このようにあなたの持つ強みや興味の要素を組み合わせることで、オリジナリティーがあるサービスが生まれるようになります。
③3つのCで調査
サービス案が出たら、その中で1つ選び3つのCの分析を初めていきます。
3つのCとは、「Customer(顧客)・Competitor(競合)、Company(自社)」を意味しています。
では、それぞれ私が作ったコーチングの動画講座の例を参考に解説して行きます。
Customer(顧客)
サービスの受け手である、お客さんは誰なのかについてイメージを広げていきます。
身近な人でお客さんになりそうな人にインタビューし、顧客のプロフィールを作っていきます。
インタビュー項目の例は以下の通りです。
・年齢/性別
・職業/職種
・出身/家族構成
・性格/価値観
・抱えている悩みなど
私の場合は友人にインタビューを行い、以下のような理想の顧客プロフィールを作りました。
誰に届けるのかによって、サービス内容や使う宣伝文が大きく変わってくるため、しっかりと時間をとって顧客像を明確にしていきます。
Competitor(競合)
次に、同じようなサービスを出している人や企業はいるのかを調べていきます。
どこにでもあるサービスを作って埋もれてしまわないように、以下のような競合の項目をGoogleや実際に購入してリサーチします。
・サービス内容
・価格
・オファー(特典/保証)
・顧客のビフォーアフター/レビュー
・吸収したいポイント
・差別化できそうなポイント
例えば、私の場合は以下のような調査結果がでました。
実際は、エクセルなどでまとめると整理しやすいです。
このように、競合を分析していくことで吸収できそうなポイントや差別化できそうなポイントを洗い出していきます。
Company(自社)
次は、あなたのサービスが「いかに他と違い、買わなければいけないのか」という理由を作っていきます。
以下のような質問に答えると、見えてくるかと思います。
・商品を作ろうと思った背景やストーリーは?
・あなたの強みや経験をいかすならどんな内容が使えそう?
・あなたらしさをいかすとすれば?
私の場合は以下のような差別ポイントが出てきました。
これらをサービスに反映させ、宣伝では強調していきます。
差別化するポイントがないと、他のサービスに埋もれてしまい、買う理由が見つからず購入されないことが多いので、大切なステップだといえます。
④仮のサービスページを作る
3つのCの調査が終わったら、それらを意識しながらサービスページを作っていきます。
[意識するポイント]
Customer(顧客):
・顧客はどんなニーズを抱えているのか?
・どんな言葉ならわかりやすいか?
・購入する上での障壁は何か?
Competitor(競合)
・他社と比較して、なぜあなたのサービスを買うべきなのか
・他社がそれを真似できない理由は?
Company(自社)
・あなたがこのサービスを作った背景は?
・他社にはできないことをどう実現できるのか?
意識するポイントが決まったら、4Pという定番の動機付けのフローを適用し、以下の流れでサービスページを作っていきます。
[サービスページの基本構成]
①Picture(思い描かせる)
読み手の心にサービスの利点を思い描かせる&必要性を駆り立てる。
(例: 98万円も節約して、コーチングの基礎が身につけることができる)
②Promise(約束する)
思い描いたことが実現することを約束する。
(ex: 有名コーチングスクールと同じ内容が2万円代~で学べる)
③Prove(証明する)
実際に他の人もそのメリットを享受していることを見せる
(例: 受講者の声/他社との比較など)
④Push(背中を押す)
すぐに行動した方がいいと思わせる。
(ex: 4月中の申し込みで1万円割引)
これらのポイントを押さえながらサービスページを作っていきます。
サービスページの参考までに私の講座のリンクもここに貼っておくので見てください。
このページ内にある紹介動画はこれまでの流れを踏んで作っています。
最近では、wixやペライチを使って無料でWEBサイトが作れるので、ウェブの技術がなくても十分サービスページを作れます。
まず、サービスページを作ることで売ろうという気持ちを高め、途中で挫折することを防ぎます。
⑤無料で実績を獲得
サービスの内容が決まったら、実績を獲得していきます。
例えば、私の場合は友人や知人にコーチングの動画講座を受けてもらって、レビューを書いてもらいました。
最初の顧客はどう取ればいいの?と疑問に抱くかもしれませんが、最初は無料で実績づくりをすればいいのです。
実績があると、「このサービスは他の人も体験している」とお客さんが安心し、購入してもらいやすくなります。
⑥成約までの流れを考える
サービスと実績ができたら、それをどのように認知してもらい、どのように選んでもらうのかを考えていきます。
基本的には、以下の3つのコンテンツを考えるといいです。
・認知コンテンツ(知ってもらう)
SNS、ブログ記事、広告、コミュニティーに参加するなど
・選定コンテンツ(選んでもらう)
メルマガ、LINE@、説明会、サービスページなど
・購買コンテンツ(体験してもらう)
あなたが売るサービス
私はブログ記事を書くのが得意だったので、以下のような流れで流入経路を作っていました。
①コーチングを勉強しようと思う人が調べるキーワードで記事を書く【認知】
例:「コーチング 勉強法」や「コーチング スクールなど」
↓
②記事内で自分の動画講座について紹介【認知】
↓
③サービスページで購入の動機づけ【選定】
↓
④メールやラインにて問い合わせ【選定】
↓
⑤動画講座を購入【購買】
このように、どのような流れで購入してもらうのかを考えていきます。
⑦同じ流れでひたすら商品をつくる
私には、カナダ人のAmazonベストセラー作家のメンターがいるのですが、その人が言っていたことで印象に残っている言葉があります。
「サービスは50個作って、1個当たるかどうかだ。完璧に一つのものを作ろうとしてはいけない」
彼が言うようにビジネスにおいても失敗がつきものです。
もちろん正しいマーケティングの型を学ぶことは重要ですが、打席にたくさん立ってたくさんスイングすることも大切だと思います。
私たち日本人は職人気質なところがあり、1つのものをていねいに作ることに美徳を感じがちです。
そうではなく「当たればラッキー」といった感覚で、①〜⑥の流れを繰り返し、サービスをたくさん作っていきましょう。
コーチング起業に資格は必要?
コーチングで起業するのに資格は必要でしょか?
結論から言うと、「人による」としか言えません。
資格がもつメリットを理解し、それを活用できる人にはオススメしています。
あなたが資格を取るべきかどうかついては、【コーチング資格がいる人・いらない人】お金と時間をムダにしないためにで確かめてみてください。
コーチング起業まとめ
最後にコーチングで起業する際に気をつけるべき点についてまとめて終わりにしたいと思います。
コーチング起業で「コーチ」になってはいけない3つの理由
・50人に1人しか成功しない世界だから
・コーチングという言葉がそこまで浸透していないから
・民間の認定資格持ちのコーチで溢れているから
コーチング起業に向けた7つのステップ
①「コーチング×あなた」のかけ算する
②思いつく限りサービス案を出してみる
③3つのCで調査
④仮のサービスページを作る
⑤無料で実績を獲得
⑥成約までの流れを考える
⑦同じ流れでひたすら商品をつくる
コーチングを“使った”ビジネスのチャンスはまだまだたくさんあります。
この流れは、コーチングだけでなくどのようなビジネスにも使えるので、ブックマークしてこのページに立ち返りながら参考にしてみてください。
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