「初心者でもできるコーチングのフローを教えてほしい」
本記事ではそんな疑問をもつあなたに向けて、コーチングのフローについて解説していきたいと思います。
日米のコーチングプロ資格を持つ私が実際に使うフローと質問例を含め紹介しています。
記事の終わりには、読者限定のプレゼントもあるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
コーチングフロー4つのステップ
コーチングフローは主に以下の4つのプロセスで進んでいきます。
①ラポール(信頼関係の構築)
②ディスカバリー(目標と行動の発見)
③アクション(行動)
④フォローアップ(振り返り)
では、解説していきます。
コーチングフロー① ラポール(信頼関係の構築)
ラポールとは、ラテン語で「架け橋」のことを意味します。
コーチングでは、コーチとクライエントの間に架け橋を渡すように、何よりもまず信頼関係を構築していきます。
なぜラポールが必要かというと、信頼関係が成り立っていない状況でセッションを進めても、クライエントの本音を引き出すことが難しくなるからです。
「本音が引き出せない」=「クライエントが本当に達成したいことが見えてこない」という風になり、コーチングがうまく行きません。
なので、コーチはまずはクライエントとの関係を築くために、最初のセッションではたっぷりコーチお互いの自己紹介をしたり、どのような雰囲気や関係で進めたいかをヒアリングしたりします。
コーチングフロー② ディスカバリー(目標・強み・行動の発見)
次は、目標・強み・行動の発見をしていきます。
コーチングでは、以下の順番で発見をしていきます。
まず、目標を明確にしていきます。
ここでは、目標を5W1H(どうして、いつまでに、なにを、どこで、だれと、どのように)といった質問をしながら、相手の目標を具体化していきます。
しかし、ただ具体化するだけでなく、その目標を達成している状態を五感でイメージできている状態まで持っていきます。
「達成した時にどんな感じがしそうですか?」(感覚)
「達成した時に周りはどんな声をかけてくれそうですか?」(聴覚)
「達成した時はどんな光景が広がっていますか?」(視覚)
このような質問を投げかけることで、目標を映像化できるくらいイメージし、「やってみたい」というモチベーションを引き出していきます。
次に、強みを明確にしていきます。
多くの人はこのステップをやらずにいきなり目標に対する行動を決めてしまいがちです。
しかし、行動ばかりに目が行くと、「目標に対して自分は足りていない存在だ」と思い続けることになり、モチベーションが下がります。
そうなるのを避けるため、まず、クライエントが目標に対してどれだけ進んできたのか、クライエントが活かせる強みなどを発見していきます。
「目標達成できている状態が100%だとしたら、いまは何%進んでいますか?」
「その〇〇%は何ですか?」
「目標達成に向けて行かせそうな強みは?」
といったように、「目標に対して足りていない部分」ではなく、「今クライエントが持っていること」に焦点を当てるのがコーチングです。
それを生かして、目標達成をしていくことでクライエントのモチベーションを維持していきます。
最後に行動の設定をしていきます。
ここでは、目標達成に近づくために必要な行動を洗い出していきます。
「目標達成に1%でも近づくためにできることはなんですか?」
「尊敬する〇〇さんだったら、どのような行動をとりそうですか?」
このような質問を投げかけ、行動を一通り洗い出したらそれを5W1Hで具体化していきます。
「どういう順番でやりますか?」
「いつまでにやりますか?」
「どのくらいやりますか?」
曖昧だった行動が具体化されることで、すぐに取りかかれる状態になっていきます。
そうすると、「早くやりたい!」とクライエントは思えるようになり、行動をすぐに起こせるようになります。
コーチングフロー③アクション(行動)
そしてクライエントがやることが決まったら、それをコーチは後押ししていきます。
「〇〇さんならできると信じています。頑張ってください!」
「また来週どうなったか教えてくれますか?」
このように、力強く応援することでクライエントは安心して行動することができます。
コーチングフロー④フォローアップ(振り返り)
コーチングは基本的に2週間に1回行うことが多いですが、行動してからの振り返りを次のセッションからは行なっていきます。
「前回の〇〇はどうでしたか?」
「何か新しい気づきや学びはありましたか?」
「何が妨げになってできなかったですか?」
このように進捗確認するだけでなく、そこで得られた学びを引き出していくこともコーチの役目になります。
その学びはクライエントの糧となっていき、目標達成の際に役立ちます。
例えば、「過去人と一緒にやったほうがうまくいった」という気づきがあったとしたら、いろんな人を巻き込むように行動をしていけば成功確度は上がっていきますよね。
このように、目標に達成するために必要な強みや経験を掘りおこしていくことで、より早く、より高い目標にたどり着くことができます。
コーチングフローまとめ
最後にここまでの内容をまとめて終わります。
①ラポール(信頼関係の構築)
②ディスカバリー(目標と行動の発見)
③アクション(行動)
④フォローアップ(振り返り)
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