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コーチングで大学生が1から起業するには? |プロコーチが真剣に考えてみた!

コーチング大学生

 

「大学生の自分でもコーチングを身につけられるのか不安…」

 

「スクールは100万円もするので学生の自分には高い。できるだけコスパ良くコーチングを身につけたい…」

 

「大学生がコーチとして稼げるようになるにはどうしたらいいのか知りたい…」

 

実際に私のコーチングオンライン講座も年々若年化が進み、このように「学生でもコーチングをビジネスにできるのか?」と相談を受けることが増えています。

 

私自身も社会人2年目の時にコーチングを学び始めたのですが、一緒に学ぶ人は企業の管理職の人ばかりで、自分に身につけられるのか不安でした。

 

ましてや学生さんだともっと「自分にできるのかな?」と不安だと思います。

 

そこで今回は、日米のコーチング資格を取得し、ベネッセのUdemyでコーチングのベストセラー講座を出すことができた私の経験から、大学生がコーチングを1から身につけ、ビジネスにするにはどうしたらいいのかについて解説していきたいと思います。

 

この記事を読み終わるころには、以下の3つのことが理解できるようになります。

 

・コーチングを大学生のうちから学ぶ3つのメリット

・お金がなくても大学生がコーチングを身につける方法

・大学生がコーチングをビジネスにするための方法

 

それでは早速始めていきましょう!

 

 

コーチングを大学生から学ぶメリット

 

大学生時代からコーチングを学ぶことでどのようなメリットがあるのでしょうか?

 

私が感じているコーチングを学ぶメリットの中から、特に大学生にとってメリットとなる3つのポイントを紹介したいと思います。

 

①「副業時代」に学生のときから準備できる

副業希望者

 

20代専門転職サイトNo.1「Re就活」で行われたアンケートでは、「勤務先に認められていたら副業したい」と答えた人が72.4%にのぼることが明らかになっています。

 

トヨタが終身雇用制度を維持することが難しいと表明し「大企業=安定」という幻想が壊れ、コロナウイルスをきっかけにリモートワークで収入が減っていきます。

 

このように先行き不透明な時代だからこそ、副業をしたいと思う20代も増えてきています。

 

そんな中、コーチングは次世代の独立・起業の選択肢として注目を浴びています。

 

アメリカの調査会社Grand View Researchの調査では、コーチングを含む自己啓発の市場は年率5.1%で2027年まで上昇するという結果が出てきています。

 

自己啓発業界の伸び

 

なぜ伸びているかというと、AIやロボティクスなどのテクノロジーの発展により、生き方や働き方が急速に変化しているため、進むべき道を一緒に決めてくれるコーチの需要が高まっているためなんですね。

 

実際に私のコーチング講座の受講者も毎月30名ほど順調に増えていることからも需要の伸びを実感しています。

 

このように現在需要が伸びている業界であるコーチングを身につけておくことは、不安定な今を生きる上であなたの副業の武器になると言えるでしょう。 

 

②社会人に必要とされるコミュニケーションスキルが身につく

選考要素

 

経団連の2018年の調査によると、企業が選考時に重視する項目のトップに16年連続「コミュニケーション能力」が選ばれています。

 

コミュニケーション能力といっても、その構成要素は多岐に渡ります。

「相手の言っていることを正しく理解し、相応しい反応ができる」

「初対面でも会話することができる」

「チームメンバーやお客さんの求めることを聞き出せる」

「相手の真意・感情を推測できる」

「こちらの考え・感情を正しく相手に伝えられる」

など

リモートワークで対面でのコミュニケーションが減って行く中、より相手の気持ちを理解し、自分の考えを伝える能力は必要となってきています。

 

コーチングを学ぶと、「承認」、「傾聴」、「質問」、「フィードバック」、「提案」といったお客さんや同僚とのコミュニケーションに必要な基礎を身につけることができ、新卒から即戦力になる可能性もグンとあがることでしょう。

 

実際に私は新卒からフィリピンの大学や職業訓練校で研修担当をしていたのですが、研修生の目標やモチベーション管理、コミュニケーションにおいてコーチングがとても役に立ったことを覚えています。

コーチング授業

 

③自分のビジョンを整理できるようになる

ビジョン

 

大学生になると就活が差しせまり、どういう人生やキャリアを歩んでいくのか誰しも悩むと思います。

 

私自身も就活時代、「本当にこれでいいのか?」とたくさん悩んで、業界や企業を選べずに不安になったことがありました。

 

そんな中、コーチングを学んでいると「自分はどう生きたいのか」という将来のなりたい姿を自身で明確化できるようになります (セルフコーチング)。

 

コーチングのセッションフローを使いながら、質問を自分に投げかけていくことで、ビジョンを明確にし、行動を整理することができます。

 

私自身も、週1回は日記につづりながら、セルフコーチングで自分の生き方について見直しています。

 

現在はそのおかげでフリーランスコーチとして海外で旅をしながら自分の好きなように働くことができるようになりました。

 

ここまでをまとめると、大学生がコーチングを学ぶメリットとしては、以下の3つになります。

①「副業時代」に学生のときから準備できる

②社会人に必要とされるコミュニケーションスキルが身につく

③自分のビジョンを整理できるようになる

 

大学生の自分でもコーチングはできるようになるのか?

 

「コーチング=社会人が学ぶ」というイメージから、大学生の自分にはコーチングを身につけることはできるのか?と不安になっているかもしれません。

 

確かにコーチングは様々なビジネスシーンでの経験や目標達成の経験がある社会人のほうが、クライエントも目標達成ができると信じやすくなり、成果が出やすいという傾向にあります(*ピグマリオン効果)。

*ピグマリオン効果

アメリカの心理学者ローゼンタールが発表した用語。スコアが上がると期待された生徒の方が、学力的な成長が大きいという傾向が表れた。

しかし、大学生でも色んなことに挑戦し達成経験を積んでいけば、クライエントの成果をあげられるコーチになれます。

 

コーチング業界では、シェルパ(登山ガイド)型のコーチが多いと言われます。

 

シェルパ型とは、自分が達成した目標を達成したい人に向けてコーチングをするというコーチのことを表します。

 

登った山の登り方を教えることになぞらえて登山ガイドと例えられているんですね。

 

シェルパ

 

例えば、以下のような形になります。

・あがり症で人前で話せなかった状態から克服した人。

→あがり症を克服するコーチング

 

・沼ダイエットという食事療法のみで10kg痩せた人。

→沼ダイエットを使って10kg痩せるコーチング

 

・彼女いない歴=年齢から脱却した人。

→20代向け初めての恋愛のためのコーチング

このように、達成した方法を共有していくのがコーチングの定番の型になります。

 

しかし、今の自分にはこのような成功体験がないと感じる人もいるかもしれません。

 

そんなあなたは、今まで人生で挑戦したかったことや解決したかったこと挑んでみるというのがおすすめです。

 

「本を集中して読めるようになりたい」「掃除ができるようになりたい」など、どれだけ小さいことでも構いません。

 

あなたが達成したことは、必ず他の人も役立つノウハウになりますし、自信を持って年上の人にもシェアできるようになります。

 

まとめると、大学生でもコーチングはできるようになります。しかし、コーチ自身であるあなたが挑戦し成果を出すことが、クライエントの成果を出す上での最低条件になるということです。

 

お金がなくてもコーチングを身につける方法

 

「コーチングを身につけられるのはわかったけど、そもそもお金がなくて困っている」と悩んでいる人もいるかもしれません。

 

確かに高額なスクールは100万円以上しますし、大学生がバイトで貯められる額ではないですよね。

 

そこで、コーチングをできるだけ安く着実に身につけられる方法を紹介したいと思います。

 

その方法はズバリ、「オンライン講座×実践」です。

 

「コーチングとは何か?」ということを知りたいだけであれば、もちろん本だけでも大丈夫ですが、本ではコーチングのスキルや具体的なセッションの運用方法については学べないので個人的には講座を受けることをオススメしています。

 

さらに、オンライン講座であれば録画形式になっており、運営側は施設利用費などを節約できるため、対面よりも安くプロの講座を提供することができます(2,3万円〜)。

 

また、座学で学ぶだけでなく、講座で学んだスキルやフローを使って友人や知人とセッションの練習をすることも重要になります。

 

野球の本を読んだだけではヒットを打つことができないように、コーチングでもセッションの練習をしないと運用できるようになりません。

 

なので、友人や家族とセッションの練習をするようにしてみてください。

 

ちなみに、私の講座の生徒さんやブログの読者さんは、インスタグラムなどを活用してコーチングの練習をしていたりします(大体有料化するまでに30~50回くらいが平均練習量)。

 

おすすめのオンライン講座はこちらにまとめているので参考にしてみてください。

 

【コーチングオンライン/通信講座】おすすめの12講座を厳選!

 

大学生がコーチングで稼ぐには?

 

最後に、大学生のうちからコーチングで稼げるようになるにはどうすればいいのかと言うことについて3つのポイントを解説して終わりたいと思います。

 

①コーチングという名前で売ってはいけない

コーチングを売ってはいけない

 

コーチングを売る場合は、コーチングという名前で売ってはいけません。

 

なぜなら、国際コーチ連盟の調査でも、コーチングを正しく認識している人の割合は20%ほどしかいないことが明らかになっているためです。

 

つまり、コーチングをよく理解している人は5人に1人ということになります。

 

コーチングの認知率

 

私たちはよくわからないものは怪しいと感じ、購入を避ける傾向があります。

 

例えば、「LMS入りますか?」と言われて購入したいと思いますか?

思いませんよね。

 

ちなみに、LMSは企業の人材育成用のラーニングマネジメントシステムのことです。

 

このように基本的に人は知らないものは買わないので、コーチングという名前を押し出しすぎないように気をつけましょう。

 

例えば、私は独立・副業希望者向けのキャリアコーチングを行っていたのですが、そのときはコーチングという言葉は使わずに以下のような言葉を使っていました。

 

天職講座

 

このように、あなたの対象者が欲しい未来をサービス名に入れるようにしてみてください。

 

ドリルを売るには穴を売れと言いますが、顧客はコーチングが欲しいのではなくコーチングを通して得られる未来が欲しいのです。

 

②対象を大学生だけに絞らないこと

大学生に絞らない

 

2つ目が対象を大学生だけに絞らないということなのですが、基本的に学生を対象としたビジネスはお金が生まれるポイントがかなり限られてしまいます。

 

例えば、英会話を身につけるや、就活を成功させるなど。

 

このようなキャリアにまつわる領域ならば比較的お金を払う傾向にありますが、本を読む、ギターを弾くといった趣味などの領域にはあまり払わないかと思います。

 

なので、学生を対象とする場合はキャリアにまつわることでコーチングをするようにし、それ以外の領域であれば社会人をターゲットにする方向も考えてみてください。

 

③マーケティングを学ぶこと

マーケティング

 

最後に、マーケティングを学ぶということになります。

 

コーチングスクールを卒業しても、独立できるのは50人に1人ということがよく言われます。

 

それは、スクールではコーチングができるようになってもマーケティングはできるようにならないからなんですね。

 

マーケティングとは簡単にいうと、「サービスが勝手に売れる仕組みをつくる」ことになります。

 

自分で売り込みに行く営業とは違い、自動的にあなたのサービスを購入してもらう仕組みを作って行きます。

 

例えば、定番のコーチのマーケティングモデルは以下の通り。

 

マーケティング例

 

まずは、あなたの存在を認知をしてもらうためにブログやyoutubeなどで発信していきます。

 

そして、顧客の連絡先を集めるために、高品質の無料のサービスをプレゼントまたは安価で販売し、信頼を築いていきます。

 

そして、信頼を築いたのちに、高単価の商品をオファーしていきます。

 

この流れは恋愛に非常に似ています。

 

恋愛でもいきなり告白するのではなく、連絡先を聞いて仲良くなったのちに告白しますよね。

 

このような仕組みづくりができないと、コーチングで稼ぐことができないので、必ずマーケティングの基礎も身につけるようにしてみてください。

 

特にコンテンツマーケティングやDRMマーケティングなどを学ぶのがおすすめです。

 

「1からコーチングもマーケティングも学ぶのがめんどくさい!」という人はこちらの講座もご覧ください(30日間返金保証つき)。

 

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コーチングで大学生が起業するには?まとめ

 

ここまで、いかがだったでしょうか?

 

コーチングをビジネスにするイメージが少しでもわいたら嬉しいです。

 

今回の記事をまとめると、コーチングは大学生でも努力次第では習得でき、稼げるようになるためにはマーケティングの基礎も必要になるということでした。

 

もちろん簡単に稼げるとはいいませんが、コーチングはこれから伸びる分野なので身につけておくと将来的にビジネスに活用できることも多いと思います。