生きがいがない! 21世紀の生きがいの見つけ方5ステップ

21世紀の生きがいの見つけ方

 

こんにちは、ライフコーチ のベーやん(@kazuyaisobe)です。

 

「仕事も趣味も、これといった生きがいがない」

 

「生きがいの見つけ方がわからない」

 

昔は「こうすれば正解」という生き方の指針のもと、みんながそれに向かって行くだけで幸せを感じられていました。

 

いい大学を出て、いい企業に入って、家庭を持って。

 

決まった生き方をしていれば何とかなりました。

 

しかし、近年はインターネットの発達やAI革命によって、仕事や生き方は激しく変化しています。

 

オックスフォード大学の研究によると、今後10~20年で48%の仕事がコンピューター技術によって自動化され消える可能性が高く、

 

日本では雇用を取り巻く環境(終身雇用制度・新卒一括採用の廃止など)も大きく変化していきます。

 

こんな社会の変化が激しい時代では、そのスピードに追いつくことに必死で、今日や明日のことしか考えられなくなってしまい、私たちはなぜ生きているのか(=生きがい)を見失ってしまいがちです。

 

指針がない21世紀に、どう生きがいを見つけ生きていくのかについて米国の認定資格Life Purpose Couch(イキガイコーチ)を持っている僕がわかりやすく説明していこうと思います。

 

この記事を読めば以下のことがわかります。

 

・21世紀の生きがいとは何か?

・生きがいが見つからない理由

・生きがいの見つけ方

 

では早速説明していきます。

 

 

21世紀の生きがいとは

 

まず、「21世紀の生きがい」について海外の視点なども交えて、説明していきたいと思います。

 

海外でも注目されている生きがい〜IKIGAI〜

イキガイ

 

実は、海外では日本の「生きがい」という言葉が近年注目をあびています。

 

長寿地域を意味する「ブルーゾーン」の概念を広めた、アメリカの研究者のダン・ベットナーが沖縄のある村の長寿の理由の1つとして「IKIGAI(生きがい)」を広めたことがきっかけでした。

 

そこでは、80歳を超える高齢者の方が農業をしながら、イキイキと生活していたのです。

 

IKIGAI(生きがい)は以下のような概念図によって表されます。

イキガイ概念

引用: Ikigai https://marionoioso.com/2017/11/14/ikigai/

上から左回りに

① 好きなこと

② 得意なこと

③ お金をもらえること

④ 社会が必要としていること

 

この4つの概念が交わるところをIKIGAI(生きがい)として定義したのです。

 

沖縄の長寿村のご老人たちであれば、

④村のみんなが必要としていて、①大好きで②得意な農業で③生計を立てる。

という風になるでしょう。

 

特に①〜③までは考える人が多いですが、特に21世紀は④の社会が必要としているかどうかにアンテナを立てる必要があります。

 

というのもコンピューター技術によって、社会が求めることが常に変わるためです。

 

極端な例でいうと、「レジ打ち」が①大好きで②得意で、③お金ももらっているという人がいたとします。

 

しかし、スーパーやコンビニのレジはコンピューターによって自動化される確率が高いため、最終的にはその仕事を続けられなくなるかもしれません。

 

つまり、④社会が必要としているという観点を常に持っておくことが生きがいを持つためには重要となるのです。

 

IKIGAIだけでは見つからない生きがい!?

 

また、このIKIGAIの概念に加えて持っておくべき観点があります。

 

IKIGAIは「何を仕事にするか」のみにフォーカスをあてて生きがいを定義しているので、それ以外の要素が抜け落ちています。

 

それ以外の要素というのは、以下の2つです。

 

① どう仕事をするのか

② 仕事以外の時間をどう生きるか

 

① どう仕事をするのか

 

これは5w1hで考えるとわかりやすいです。

 

・Who(誰と仕事するのか)
どんな人と仕事をしたい?なぜ?

 

・Where(どこで仕事するのか)
どんな場所で、組織形態、規模の中で、仕事をしたい?なぜ?

 

・How often/long (どれくらいの頻度・時間仕事するのか?)
週にどれくらい、何時間働きたい? なぜ?

 

僕の例
・Who(誰と仕事するのか)
→考えるよりもどんどん行動して経験を積んでいく人たち
自分は行動力が売りだから、それが生かせるチームで働きたいから。

→頭ごなしに否定しない人たち
どんなアイデアにも価値があると思っていて、そこからイノベーションが生まれると思っているから。

 

・Where(どこで仕事するのか)
→自然がある場所で働きたい
都会の満員電車の通勤がしたくない&アウトドアが大好きだから

→少数精鋭(3~5人くらい)のボトムアップの組織で働きたい
大人数の人を動かすのが苦手。1から起業するくらいのチーム編成の方がワクワクするから。

 

・How often/long (どれくらいの頻度・時間仕事するのか?)
→頻度は週に3~4日、朝型なので5時〜14時くらいで仕事を終わらせたい。

 

このように何をするか(What)以外にもたくさんの要素が仕事には絡んでいます。

 

どう仕事をするか

 

② 仕事以外の時間をどう生きるか?

 

次に仕事以外の要素について。

 

生きがいと言われると、「仕事」を想定する人が多いのではないでしょうか?

 

しかし、仕事以外の時間をどう生きるかもとても大事です。

 

<仕事以外の要素>

・家族 (どんな過程を築きたい? 両親との理想の関係は?)

・交友関係(どんな友人関係を築きたい?)

・恋愛(理想のパートナーは?)

・健康 (どれくらい運動がしたい?どんな食事を取りたい? )

・レクリエーション(趣味やバカンスの過ごし方)

・ライフスタイル(理想の住む場所は?)

 

こういった要素も生きがいに大きく関係してきます。

 

例えば、どれだけ楽しい仕事をしていても交友関係があまり良くないと孤独ですし、住む場所が劣悪な環境だったらゆっくり休めません。

 

このように仕事以外の要素も常に念頭において生きがいを検討する必要があります。

 

仕事以外の要素

 

多くの人が生きがいを見つけられない3つの理由

 

では、なぜ多くの人が生きがいを見つけられないのでしょうか?

 

これには大きく分けて3つの理由があります。

 

① 自分のことをよく知らないから

② 周りの人も生きがいを持っていないから

③ Fitマインドセットでいるから

 

では、1つずつ説明していきます。

 

①自分のことをよく知らないから

自分のことを知らない

 

自分の「興味・関心・強み・価値観」という向かうべき人生の方向がわかるコンパスを持っていないと路頭に迷うことになります。

 

例えば、僕の場合は特にやりたいこともなく就活をしていて、とりあえず大企業でいろんな業界を受けていました。

 

しかし、「何がしたいんだろう?どこで自分の強みは生かせるんだろう?」とわからなくなり、途中でうつになり2ヶ月くらい家に引きこもった経験がありました。

 

多くの人は外から答えを求めます。

 

「この企業に入ったら安泰だよ。」

 

「とりあえず3年は働いたほうがいいよ。」

 

こういった考え方で盲目的に周りの意見に従ってしまいます。

 

外の声ばかりに耳を傾けすぎると、本当に自分が求めている内の声が聞こえなくなってしまいます。

 

したがって、生きがいを見つけるには、自分の興味・関心・強み・価値観を知り、自分のブレないコンパスをもつ必要があります。

 

②周りの人も生きがいを持っていないから

 

2つの金魚鉢があると想像してください。

 

1つはキレイな水の入った鉢、もう1つは病気が蔓延している鉢。

 

それぞれ金魚がいます。

 

金魚鉢理論

 

もしあなたが、病気が蔓延している金魚鉢にいる金魚だとします。

 

しかし、どれだけ薬を飲んでも、水が感染しているので病気は治ることはありません。

 

これは現実世界でも言えます。

 

周りが生きがいを持つことにネガティブな人ばかりだと、あなたも同じく生きがいを持つことにネガティブになります。

 

土日に自己啓発の本やセミナーを読んでやる気が出たとしても、平日には現実に引きもどされネガティブに元どおり。

 

環境(水)を変えないと、いつまでたってもネガティブなまま(病気)になってしまいます。

 

周りの人が生きがいを持っていないと、自分にも影響をします。

 

③Fit マインドセットでいるから

フィットマインドセット

 

Fit(ぴったり)マインドセットとは、「これが生きがいだ!」と思ったらそれを一生の生きがいだと信じ込むというものです。

 

The Passion Paradoxという情熱の矛盾に関する本を書いた著者が使っていた言葉です。

 

先ほども言ったように、21世紀はものすごいスピードで社会が大きく変わります。

 

10年前に誰がスマホでYoutubeを見る時代を想像したでしょうか?

 

スピード感のある社会では、社会の仕組みや人の興味もすぐ変わり、その結果生きがい自体もどんどん変わって行く可能性があります。

 

会計の仕事が会計ソフトによって取って代わられたり、スマホにより若者のテレビや新聞離れなども起こったりしています。

 

Fitマインドセットでいると、こういう大きな変化があった時に、すぐに方向転換できずに固執してしまい泥沼にはまってしまいます。

 

生きがいは「これだ!」と見つけるものというよりかは、ちょっと面白そうなものを育てて行くほうが21世紀にはあっているのかもしれません。

 

情熱を育てるということに関しては、【情熱の持ち方】情熱がないときは育てるがセオリーという話で詳細に説明しています。

 

読む
【情熱の持ち方】情熱がないときは「育てる」がセオリーという話

 

生きがいがない!?見つけ方5ステップ

 

最後に今生きがいがない人でも大丈夫な見つけ方をまとめて終わりにしたいと思います。

ステップ1 自分を知る

自分のコンパスを持つ

 

先ほどお話したように、自分のコンパス(興味、関心、強み、価値観など)を知らないと、生きがいを見つけることは難しいです。

 

なので、何よりも最初にやるべきことは自分を知ることです。

 

おすすめは自分にインタビューをして見ることです。

 

以下の質問に答えられる範囲で答えてみましょう(クリックして質問を表示)。

 

ノートなどに書いて見るといいです。

 

  • 幼少期から今までの趣味を全部。
  • 幼少期から今までで熱中したことを全部。
  • お金のことを気にしなかったら何をする?
  • 話しているときに夢中になるトピックは何?
  • ブログや動画でよく見るトピックは何?
  • 今までやりたかったけど、親にやめなさいと言われたことは?
  • 何にお金をよく使う?
  • よく勉強していることは?
  • 人生でやってみたいことは何(バケツリスト)?
  • やってて楽しいことの共通点は?
  • 幼少期から今までほめられたことは?
  • 自分ができることで相手が幸せになることは?
  • 自分の性格のいいところは?
  • 他人にアドバイスできることは?
  • 無意識に他人よりもできることは?
  • お金に変えたことのあるスキルは?
  • あなたの強みの共通点は?
  • どんな人と働けたら嬉しい?
  • どんな人とは働きたくない?
  • どんな場所で働きたい?(田舎?都会?その間?)
  • どんな組織で働きたい?(規模、仕組みなど)
  • どれくらいの頻度で、どれくらいの時間働きたい?
  • 月いくらくらいの給与が欲しい?
  • どんな人と暮らしたいですか?
  • どんな場所で暮らしたい?
  • どんな家で暮らしたい?
  • 仕事以外の時間(平日は)は何がしたい?
  • 土日は何がしたい?
  • 1週間の休みは何がしたい?
  • 自分の好きなところは?
  • 自分の伸ばしたい好きなところは?
  • 自分の嫌いなところは?
  • 自分の人生を生きづらくしていることは?
  • 大切な人にとってどういう存在でありたい?

以上の質問に答えると、より自分が求めていることや、どういう人間かがわかってくると思います。

 

このステップ生きがいがないと嘆いている人がほとんどできていないことです。じっくり時間をかけてやってみましょう。

 

ステップ2 やりたくないことを削る

やりたくないことを削除する

 

人間は「こんな人生は嫌だ!」というエネルギーの方が、「こんな人生にしたい」というエネルギーよりも強いと言われています。

 

僕の場合は

「満員電車が嫌!」
「スーツ着たくない!」
「夜遅くまでは働きたくない!」

 

というエネルギーがあったので、そういう選択肢を選ばないように気をつけています。

 

生きがいを見つけるコンパスは、「こっちに行っちゃダメだよ」という方向を教えてくれます。

 

例えば、南には行っちゃダメだと知っていれば、それだけで正しい方向に進める確率は上がりますよね。

 

自分の嫌な生き方をすベて書き出してみましょう!

 

ステップ3 周りの人間関係を調整する

人間関係の調整

 

先ほども金魚鉢の話をしましたが、周囲の環境はあなたの生きがいに大きな影響を与えます。

 

一度周囲の人間をリスト化し、

 

・生きがいを持っている人

・持っていない人

 

で自分の主観でいいので分けてみましょう。

 

リスト化が終わったら、

 

・生きがいを持っている人の中でより付き合いを増やしたい人
(=自分にポジティブな影響を与えてくれる人)

・生きがいを持っていない人の中で付き合いを減らしたい人
(=自分にネガティブな影響を与えてくる人)

 

をピックアップしていきましょう。

 

これが終わったら、リスト外で交友を深めてみたい人もリスト化して見ると尚良しです。

 

一見残酷に見えるこのリスト化ですが、金魚鉢の水を点検する意味合いでも行っておくと良いでしょう。

 

ステップ4 行動主義でどんどん小さく試す

プロトタイプ思考を持つ

 

Fitマインドセット(これだ!と生きがいを決めてかかるマインドセット)にならないためには、行動主義で小さく試すというのがオススメです。

 

自分が好きで得意なことの中から、特に気になるものを色々実験的に試して、それが自分の生きがいに近いものなのかと試していくというものです。

 

例えば、あなたが動画のクリエイターになりたいとします。

 

そうしたらいきなり動画のクリエイターの勉強をして起業するのではなく、まずはインターンなどに参加し、動画企画・編集が自分に向いているかどうかを知ります。

 

やっていく中で動画編集の大変さに気づいたり、企画通りにいかなかったりすることもあるでしょう。

 

そんな中で、本当に向いていたらそういった困難も気にせずに頑張ることができます。

 

一方、全然やりたいことと違ったと気づくことができれば、その場でやめればいいだけです。

 

「小さく試す」ことを意識しながら、どんどん行動して生きがいを見つけていくことで、リスク低く、より高い確率で生きがいに近づけることができます。

 

グッドタイム日誌をつける

 

なんども言いますが21世紀は目まぐるしく社会の仕組みが変わっていき、その中で生きる僕たちの生きがいも変わります。

 

なので、日常的に自分がどういうことでエネルギーが注入でき、どういうことに熱中できるのかを知る必要があります。

 

そこでオススメなのが、スタンフォード式人最高の人生設計という本で紹介されていた、グッドタイム日誌です。

 

グッドタイム日誌

 

グッドタイム日誌では、左に出来事と感想を書き、右のメーターに熱中度とエネルギーを書きます。

 

熱中度:どれくらい楽しかったか、つまらなかったか
(右に行けば行くほど熱中度が高い。)

エネルギー:気力はみなぎったか、萎えたか
(右に行けば行くほど、ポジティブなエネルギーが出ている。)

 

この両方が右に行く出来事に生きがいが隠れているかもしれません。

 

変化の多い現代社会だからこそ、日々自分の心を点検して行く必要があります。

 

自分のコンパスの方向感覚を尖らせて行くのです。

 

生きがいがない!? 21世紀の生きがいの見つけ方まとめ

 

最後にここまでの内容をまとめて終わりにしたいと思います。

 

 

・生きがいとは
「好き」「得意」「お金になる」「社会が必要としている」の4つが重なる部分。

 

ただし漏れている部分もあるので、以下の2つも考える。

 

どう仕事をするか?
仕事以外の時間をどう過ごすか?

 

・生きがいが見つからない3つの原因

① 自分のことをよく知らないから

② 周りが生きがいを持っていないから

③ Fitマインドセットでいるから

 

・生きがいの見つけ方5ステップ

ステップ1 自分を知る

ステップ2 やりたくないことを削る

ステップ3 周りとの人間関係を調整する

ステップ4 行動主義でどんどん小さく試す

ステップ5 グッドタイム日誌をつける

 

 

生きがいを今すぐ見つけようとすると余計沼にハマります。

 

生きがいをのタネを見つけて育てて行くという感覚を持っていきましょう。

 

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