「邪魔なプライドを捨てたいけど、捨てられない。」
「どうやったらプライドって捨てられるの?」
学校や職場の人間関係で邪魔になるプライド。
プライドがなかったらもっと失敗を恐れず挑戦したり、いい人間関係を築けたりするのに。
僕もプライドが高く、このような悩みを持っていたことがありました。
しかし、そんな僕も海外に行き、色んな人に会ったり、本を読んだりする中で、プライドを捨てることの大切さを学びました。
この記事では、そんな中で僕が心に刺さった「プライドを捨てる7つの名言」を紹介したいと思います。
最後にはプライドを捨てる方法も紹介しているので、ぜひ読んで見てくださいね。
プライドを捨てる世界の7つの名言
①スティーブ・ジョブズの名言
引用元:https://iphone-mania.jp/news-172246/
Remembering that I’ll be dead soon is the most important tool I’ve ever encountered to help me make the big choices in life. Because almost everything – all external expectations, all pride, all fear of embarrassment or failure.
私がいずれは死ぬという事を思い出すことは、もっとも大切なことです。
それは、人生の大きな選択をする上で助けてくれました。
なぜなら、外からの期待やプライド、失敗に対する恐怖、これらのことが死を前にしては関係なくなるからです。
スティーブ・ジョブズ
Appleの創業者スティーブ・ジョブズの名言です。
「いずれ自分は死ぬんだ」と念頭におくことで、選択を恐れなくなります。
成功しようが失敗しようが、死んだ時にはすべてチャラになるので、気にしても仕方がないということです。
彼の名言は、僕がプライドで失敗や批判に恐れて行動できなかった時に、背中を押してくれました。
「このくだらないプライドのせいで今行動できなかったら、自分は死ぬ前に後悔する」
そう思うことで、失敗や批判を恐れずに行動することができるようになりました。
死を意識することで、人間はプライドを捨てられます。
②ジョン・ラスキンの名言
引用元:John Ruskin: a prophet for our troubled times
In general, pride is at the bottom of all great mistakes.
プライドはすべての失敗のもとである。
ジョン・ラスキン
19世紀に美術評論家としてイギリスで活躍したラスキンの言葉です。
僕自身も昔大学で国際交流団体の代表をしていたのですが、プライドが高かったせいで、自分の意見を押し通し、メンバーの意見をよく聞きませんでした。
ワンマンでやっていたため、イベントの集客が上手くいかなかったり、メンバーが辞めてしまったり、たくさんの失敗をしました。
この経験から、僕はプライドが色んな失敗の原因になっていることに気づきました。
そこから、メンバーの意見を積極的に聞く努力をしたり、完全にメンバーに任せたイベントをしたりするようになりました。
メンバーもイキイキと活動してくれるようになり、今までの規模よりも大きいイベントができ、辞める人も減るようになりました。
プライドが高いと人間関係が深められず、孤独のまま生きていくことになります。
「プライドはすべての失敗のもと」と認知するだけでも、プライドを捨てるようになり、周りの人のあなたへの対応も変わるでしょう。
③C.Sルイスの名言
引用元: C. S. Lewis’s View of Women, and How He’s Impacted My Thinking
A proud man is always looking down on things and people; and, of course,
as long as you are looking down, you cannot see something that is above youプライドが高い人はいつも下しか見ていない。
もちろん自分よりも上の人を見ることはない。C.S.ルイス
映画にもなったナルニア国物語の著者であるC.Sルイスの名言です。
プライドが高いと、自分よりも秀でている能力や性格を持った人から学ぼうとしないということです。
僕も昔、プライドが傷つかないように自分より秀でた人が集まる会にいかないようにしたり、なるべくフィードバックをもらわないように自分が一番上の立場にいるようしていました。
そうしているとプライドが傷つくことは少ないので気持ちは楽ですが、自分のスキルが全く伸びませんでした。
日本の有名な作家の本田健さんも言っていましたが、「自分よりも成功している人のマネをすることが成功への1番の近道」です。
そのためにはプライドを捨て、自分のメンターとなる人を探す必要があります。
僕はプライドを捨ててから、海外のアマゾンベストセラー作家の人をコーチにつけられるようになったり、その人たちと一緒にワークショップをすることができるようになったりしました。
このように、成功するためには下を見るのではなく、上を見つづけることが大切だということです。
④セーレン・キェルケゴールの名言
Sketch of Søren Kierkegaard by Niels Christian Kierkegaard.© NF/Scanpix/Writer Pictures
The proud person always wants to do the right thing, the great thing.
But because he wants to do it in his own strength, he is fighting not with manプライドが高い人は、正しいこと、すごいことをやろうとする。
しかし、自分の力だけでやろうとするから、人に頼ることはない。セレーン・キュルケゴール
デンマークの有名な哲学者キュルケゴールの名言です。
例えば、ある島から他の島までボートを漕いでいくとします。
そんな時に1人でいくよりも、2人で行く方がはやく着きますよね。
また途中で何かトラブルにあった時も、お互いに助け合うことができます。
個の力でできることには限りがあります。
僕であれば、こうやって文章を作ったりするのは得意ですが、人前で話すのは苦手です。
自分がスピーチをするよりも、自分が作った文章で、得意な人にスピーチをやってもらった方がよりうまくいくと思っています。
プライドが高い人は自分の価値を下げないようにするために、他の人に頼るのが苦手です。
逆に、人に頼るように意識していくことで、プライドを捨てられるようになるになるかもしれません。
⑤ジョン・C・マクスウェルの名言
引用元 Going Further — How John C Maxwell Wrote Over 70 Books
There are two kinds of pride, both good and bad. ‘Good pride’ represents our dignity and self-respect. ‘Bad pride’ is the deadly sin of superiority that reeks of conceit and arrogance.
プライドには良いプライドと悪いプライドの2種類がある。良いプライドは自尊心を表し、悪いプライドはうぬぼれや高慢さを表す。
ジョン・C・マクスウェル
アメリカの”リーダーシップ21の法則”で有名な作家のマクスウェルの名言です。
プライドには、持つべきプライドと、捨てるべきプライドがあります。
前者は、自分の持ち味や個性、人柄を評価し、自ら生きる価値を認識し、それを大切にしようという自尊心のことです。
例えば、自分は文章を書いて人を感動させられる力を持っていると認識し、それを尊重し生かしていこうと思うことです。
後者は、自分の能力に天井をもうけ、これ以上は成長しなくていいとうぬぼれるプライドです。
例えば、文章を書くのが得意だから、もう勉強しなくて良いとうぬぼれることです。
つまり、
“良いプライド=自尊心”
“悪いプライド=うぬぼれ”
だということです。
自分の価値を認識しながらも、それに対して謙虚な姿勢でいる状態。それが自尊心であり、あぐらを書いているプライドとは違うということがわかります。
持つべきプライドと捨てるべきプライドについては、
に詳しく書いていますので、ぜひ読んでみてください。
⑥ヤロド・キンズの名言
Pride must be a summer thing, because it comes before the fall.
プライドは夏みたいなもんだ。なぜなら、秋(=fall)の前にくるからね。
ヤロド・キンズ
アメリカの有名な作家ヤロド・キンズの名言です。
Fallとは「秋」の他にも、「落ちる」という意味がありますよね。
つまり、プライドを持っていたら落ちる(=衰退する)ということを彼は隠喩的に表現したのです。
プライドが高い人の周りには人は寄ってきません。
なぜなら、プライドが高い人は自慢をしたり、自分の強いところしか見せようとしなかったりするためです。
そんな人の近くにいても面白くないですよね。
人が周りに集まらないということは、社会での価値が下がり、ビジネスでも恋愛でも色んなことに不利な状況に追い込まれます。
このように、高いプライドを持っていると、他者との関係が悪くなり、一時の成功を収めても、いずれは衰退していきます。
⑦金八先生の名言
引用元: https://ameblo.jp/jumbooomori/entry-10216412371.html
裸になった人間はそれだけ強くなれるんだ
坂本金八
最後に、我らが金八先生の名言を残して終わりにしたいと思います。
裸になる(=自分をありのまま受け入れる)ことで、人は強くなるということです。
プライドが高い人は、他者からの評価を常に恐れています。
なぜなら、自分の弱みを受け入れられていないから、それがさらされて、人に指摘されるのが怖いからです。
本当に強い人は、自分をありのまま受け入れられている人です。
例えば、僕は学生時代、体が細いことを受け入れられていませんでした。それゆえ、そのことを他の人にいじられると、傷つき、怒ったりしていました。
このように受け入れられていない部分を指摘されると、人は傷つきます。
逆にいえば、受け入れられている部分が多いほど、人は他者からの評価にも強くなれるということです。
プライドを捨てる名言よりも、捨てる方法
もちろん名言は僕たちに勇気や気づきを与えてくれますが、具体的にどうやってプライドを捨てるのかまでは教えてくれません。
そこで、プライドの捨て方をどこよりも詳しくまとめた記事を書いたので、そちらをぜひお読みください。
プライド高い性格を直したい! 本当に効いた5つの改善ステップ
以上、プライドを捨てる!世界の7つの名言でした。
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