こんにちは、ライフコーチのベーやんです。
今日はコーチの選び方について徹底解説します!
「コーチングを受けたいけど、コーチの選び方がわからない」
「選び方に失敗して、お金をドブに捨てたくない。」
何千というコーチの中から自分に合ったコーチを選ぶのって難しいですよね。
そんなコーチの選び方について今回は、僕の実体験などを踏まえながらわかりやすく解説していきたいと思います。
【具体例つき】失敗しないコーチの選び方5ステップ
ステップ1 コーチングジャンルの確認
コーチングとは、人生における「ありたい姿」を達成するためのサポートですが、そもそもあなたはどういうジャンルでコーチングを受けたいと思っているでしょうか?
仕事、家庭、自己成長、独立、それとも職場での人間関係でしょうか?
コーチングにはたくさんの種類があり、あなたの希望のジャンルでコーチを選ぶ必要があります。
例えば、僕の場合は「20代後半~30代前半で、セカンドキャリアで自分のやりたいことに思い切って挑戦したいけど、一歩踏み出せない社会人」を相手にしています。
このように、コーチそれぞれに熱意を持っているジャンルがあります。
なので、あなたがコーチングを使う目的を明確化してから、それに応じたジャンルのコーチを探すというのがセオリーです。
まずは、5人くらいでいいのであなたの希望ジャンルのコーチをネットなどで見つけて見ましょう。
(検索例:「コーチング 独立」、「コーチング 恋愛」、「コーチング キャリア」「コーチング ポジティブになる」など)
何よりもまずあなたの目的確認することが、コーチの選び方の基本になります。
ステップ2 コーチのプロフィール確認
続いて、コーチのプロフィールを確認しましょう。
確認する例としては以下の通りです。
・年代、性別、職歴
・これまでの生い立ちやライフストーリー
・どうしてコーチングをやろうと思ったのか?
・お客さんにどういう風になって欲しいと思っているのか?
など
プロフィールを確認し、コーチの生き方や提供したい価値にあなたが共感できるかどうかを確かめていきます。
どうやって確かめるかというと、その人のブログのプロフィールページやSNS(TwitterやFacebook)を調べてみるといいです。
じっくり調べるとどんな人物なのかがよく分かります。
例えば、僕の場合はお客さんに自分の生い立ちやコーチングをするに至るまでのストーリーを知ってもらった上で、コーチングを行っています。
そうする事で信頼関係が築きやすくし、本音を引き出すことを可能にしています。
コーチの選び方において、プロフィールは感情的にコーチと自分が繋がることができるかを決める重要な項目です。
ステップ3 資格・実績確認
次にコーチングの資格や実績について確認していきます。
資格の有無はジャンルによってはそれほど大事ではないですが、持っているとベターと言えます。
ICF(国際コーチ連盟)の資格、またはその認可団体のコーチ資格を持っていると、ある程度信用があると言えます。
「上記の資格を持っている」=「基礎を持ってコーチングをしている」とも言えます。
僕自身も本だけを読んで会社でやっていた頃と、資格を取ってからやりだしてからでは効果に天地の差があるように感じます。
また、資格を持っていても下手な人はたくさんいるので、過去のお客さんのレビューや声も確認しましょう。
コーチの選び方において、資格や実績はコーチの信用の担保になります。
ステップ4 価格の確認
コーチングの相場は1時間1~3万円といのが平均価格ですが、あなたが希望する額の範囲におさまっているか確認しましょう。
あなたに合ったコーチング費用の決め方に関しては、コーチング費用の相場とは!? 5分でわかるあなたの適正価格を読んで決めてください。
ステップ5 無料体験に参加
ほとんどのコーチが無料体験を行なっています。
お互いに自己紹介をしたり、セッションを1回行なったりします。
その中で、声のトーンや雰囲気、持っている考え方やセッションの進め方を確認します。
無料体験を受けて、コーチとの相性をチェックしていきましょう。
逆に無料体験を行なっていないコーチは、どれだけ実績があっても合っていなかった場合のリスクが高いので、回避することをオススメします。
こんなコーチはダメ! 避けたいコーチ例5選
では、次にコーチング資格を持っている身として、「避けたいコーチ例」についてまとめていきたいと思います。
そもそもコーチングが機能しない例としてコーチ界では有名な5つなので、このようなコーチとはセッションを中断したほうがいいでしょう。
①傾聴ができないコーチ
コーチングは、クライエント自身の意思決定を促すもので、アドバイスをするものではありません。
それゆえ、コーチはしっかりとクライエントの話を傾聴することが求められています。
したがって、コーチングスキルを持っている人はあなたの話を途中で遮らず、あいづちをうちながら丁寧に聞いてくれます。
また、しっかり聞いてくれても、あなたの言っていることを理解せずにどんどん進めていくコーチも要注意です。
そのような場合、コーチ自身が持っている考えを元に進めてしまうため、本当にあなたが求めている目標にたどり着くのが難しくなってきます。
コーチがしっかりと傾聴できているか確認しましょう。
②行動を促すことだけに注力するコーチ
僕が一度カナダ人のコーチをつけたときに起きたことをシェアします。
彼は、僕のありたい姿や気持ちを確認せずに、どんどん行動を促してきました。
「いつまでにやるの?」
「もっと早くできないかい?」
このように急かされると人は義務感を感じて、行動するモチベーションが下がってしまいます。
コーチはクライエントの気持ちを確認しながら、ペースを合わせて目標達成を促していく必要があります。
行動ばかり促してきて、あなたの理想の目標や感情を確認しないコーチは避けましょう。
③共感しすぎるコーチ
共感する事自体は悪くないのですが、共感しすぎるとコーチングはうまく機能しません。
なぜなら、クライエントがネガティブな感情に流されているときに、コーチもその感情に流されてしまうと、セッションを前に進める事が困難になるためです。
コーチはクライエントの感情に流されず、目標達成に向けてポジティブな声がけをしていきます。
「そうですよねー辛いですよね」
「難しいですよね」
ではなく、
「何が妨げになっていますか?」
「どうしたらできるようになると思いますか?」
と言ったように視点を未来に切り替えながらセッションを進めていきます。
あなたに共感しすぎるコーチは要注意です。
④あなたが尊敬できないコーチ
次に、あなたが尊敬できないコーチは選ばないほうがいいでしょう。
例え実績があったとしても、コーチの人間として尊敬できない部分があると、コーチングはうまく機能しません。
なぜなら、コーチングは「この人ならなんでも話せる」という信頼関係がないと、本音がでず、あなたが本当に望んでいる目標達成や問題解決が難しくなるためです。
コーチ自身も人生の目標に向けて挑戦し、クライエントにとってのロールモデルである事が求められます。
尊敬できるコーチを選びましょう。
⑤忙しすぎるコーチ
「忙しい」=「実績や信用がある」という事ができますが、忙しすぎるとコーチングがうまく機能しなくなる事があります。
僕自身、過去働きながら8人くらいのコーチングを担当していた事がありました。
誰がどんな目標に向かっていて、どんな行動をしているのかを管理するのが難しくなって、毎度それを確認しなくてはならずセッションがうまく進まない時がありました。
コーチが忙しすぎると、あなたの目標を親身にサポートする事が難しくなります。
「クライエントは何人持っていますか?」
「最大何人持った事がありますか?」
と事前に聞いたりしながら、現状の忙しさを確かめてみましょう。
コーチ選び方まとめ
最後に、コーチングにおけるコーチの選び方についてまとめて終わりにしたいと思います。
<失敗しないコーチの選び方5ステップ>
①コーチングジャンルの確認
まずはあなた自身がコーチングを受ける目的を確認し、そのジャンルでコーチを探しましょう。
②プロフィール確認
コーチのバックグラウンド、価値観、コーチングをやる理由などを確認し、自分が共感できそうか確認しましょう。
③資格・実績確認
信用できる相手かどうか、資格や実績を通して確認しましょう。
④価格確認
コーチングの値段が自分の予算にあっているか確認しましょう。確認の仕方はコーチング費用の相場とは!? 5分でわかるあなたの適正価格をお読みください。
⑤無料体験に参加
実際に対面やスカイプで、コーチとの相性を確認しましょう。
<こんなコーチはダメ5選>
①傾聴しない
コーチングはアドバイスではありません。あなた自身が意思決定し行動するためのコミュニケーションです。
②行動ばかり促す
行動を決めるよりも、あなたの目標や感情を確認する事が重要です。
③共感しすぎる
コーチとクライエントは馴れ合いの関係になってはいけません。依存させず、常に目標をお互いに意識する必要があります。
④尊敬できない
人間として尊敬できるコーチじゃないと、本音で話せずコーチンの効果が最大化されません。
⑤忙しすぎる
あなたのことをしっかり考える余白がないコーチだと、いくら実績があってもコーチングは機能しません。
以上コーチの選び方についてまとめてきましたが、コーチングについて学びたいと考えている人は以下の【コーチングの勉強方法】最短で学ぶ道を目的別にまとめてみたも参考にしてみてください。
80万円ほど使ってコーチングを学び、日米の資格をとった僕の経験を元に、最短でスキルを身につける方法を書いています。
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