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高いプライドを捨てると楽になる! 5つの改善策とは?

プライド捨てる楽になる

 

プライドが高いせいで、

 

「失敗を恐れて挑戦できない」


「他人の意見ですぐ傷ついてしまう」


「人に頼れない」

 

プライドを捨てて楽になりたいと思っていても、簡単には捨てられない。

 

その気持ちよくわかります。

 

僕自身も昔はプライドが高くて悩んでいました。

 

「プライドを捨てろ!他人の目を気にするな!」と言われても、

 

(自分の立場を守りたい…)

(人よりも優位に立ちたい…)

 

という感情が自然にわきあがってくるので、なかなかプライドを捨てられずにいました。

 

そして、その高いプライドのせいで、人の目を気にして自分のやりたいことに挑戦できなかったり、人に頼れなかったりして悩んでいました。

 

プライドによって自分を守ろうとしているはずなのに、かえってそれが生きづらくしていたのです。

 

しかし、僕が海外に出るなかで、いろんな人と関わる中で、プライドの捨て方を学びました。

 

この記事では、僕が実際にやったプライドを捨てて楽になる方法について、わかりやすく解説していこうと思います。

 

 

高いプライドを捨てるとどう楽になるのか?

プライドを捨てるとどう楽になるのか

 

僕の場合、プライドが高すぎてこのような問題をかかえていました。

 

・他人にどう見られるかが気になり、やりたいことができない。

 

・自分の弱みを指摘されると、すぐ怒るもしくは傷つく。

 

・弱みを隠そうとしてるので、人に頼れず、深い関係を築くことができない。

 

自分がありのままでいれない上に、傷つきやすく、他人にも近寄りがたい存在になっていたのです。

 

しかし、プライドを捨ててからは、

 

・他人にどう思われるかよりも、自分がどう思うかで行動できるようになった。

 

・自分の弱みを受け入れてるので、評価されても動じなくなった。

 

・自分の過去に共感してくれる人が周りに出てきて、より深い人間関係を持てるようになった。

 

このように、プライドを捨てると自分らしく生きることができるようになり、対人関係もより深いものを築けるというメリットがあります。

 

自分が生きづらくなっている原因がプライドである場合は、できるだけ捨てる努力をした方がいいでしょう。

 

高いプライドを捨てると楽になる人の特徴

プライドが高い人の特徴

 

まず、自分のプライドが高いかどうかを確認してみてください。

 

当てはまる数が多いほど、あなたのプライドが高いといえます。

 

プライドが高い人の強みとなる特徴・心理3つ

① 一度言ったことはやりきる

② 常に上昇志向

③ 頼りがいがある

 

プライドが高い人の弱みとなる心理・特徴5つ

① 人よりも優位に立とうとする

② 融通がきかない

③ 自意識過剰

④ 人によく見られたい

⑤ 他者に対して厳しい

 

 

具体的にプライドが高い人が、どういう特徴と心理を持っているのかを知りたい方は、【プライドが高い人の特徴と心理】3つの強さと5つの弱さにまとめてみたをお読みください。

 

 

そもそもプライドとは? 自尊心との違い

 

プライドって誇りや自尊心のことじゃないの?

 

国語辞書を調べても

 

プライド (pride)

誇り。自尊心。自負心。「―が高い」「―を傷つけられる」

引用元—スーパー大辞林

 

としか出てきません。

 

これだけ見たら、

 

「プライド持ってたら自信があって、いろんなことに挑戦できるんじゃないの?」

 

「プライド捨てない方がいいんじゃないの?」

 

と思ってしまうかもしれません。

 

しかし、僕がフィリピンで働いているときに、プライドと自尊心はまったく別物だと教えてもらいました。

 

 

プライドvs自尊心

 

プライドとは、他者との関係を敵とみなし、相手に対して自分は上か下かのポジションのみでとらえる中で生まれるものです。

 

例えば、マリオカートなどのゲームをやっている幼少期のことを思い出すとわかりやすいかと思います。

 

一生懸命レースをして、友達に負けたらかなり悔しかったですよね。

 

それは、友達との関係を敵という風に考えているから悔しくなるのです。

 

また、プライドを持っていると、自分が負けたとき劣等感や嫉妬がわいてくるようになります。

 

そういった劣等感や嫉妬が起きないように、できるだけ自分が低く見られること(=失敗することや弱みをさらすこと)を恐れてチャレンジができなくなります。

 

一方、自尊心とは、自分のありのままを受け入れ尊重することです。

 

他者と地平線を横並びで歩いているようなもので、陸上のように同じレーンで競争しているとは考えません。

 

勝ち負けで対人関係を見ないので、他者がどう思うかよりも、自分がどう思うかを大切にします。

 

また、自分を弱みも含めて認めているので、それがさらされること(=失敗)を恐れずチャレンジすることができます。

 

このように、他者にどう思われるかがベースでつくられるのがプライドで、自分がどう自分をとらえるかでつくられるのが自尊心ということです。

 

なので、プライドを捨てて、自尊心へシフトしていくことが、人生をより自分らしく楽に生きる上で重要なことだといえます。

 

プライドと自尊心の違いは、プライドと自尊心の5つの違いとは?考え方や行動はどう違う?を合わせてお読みください。

 

 

プライドが高い原因は?

 

プライドが高くなる根本的な原因は、「対人関係を敵ととらえ、他者の評価が自分の価値を決めると考えること」だと先ほど話しました。

 

ではなぜそうなるのでしょうか?

 

いくつかの原因を紹介したいと思います。

 

存在よりも成果をほめられて育った

成果>あり方

 

人は成果だけをほめられて育つと、その成果を出さないと自分は価値がないという考え方になってしまいます。

 

例えば、
「算数のテストで100点とって優秀だね!」
「〜高校受かるなんてすごいよね!」

 

これは逆手にとると、

 

「算数のテスト100点取れないと優秀じゃない」
「〜高校に受からないと、たいしたことない」

 

というメッセージになります。

 

そうなると成果に対する他人の評価で自分を価値づけるようになるので、常に現状では満足できず、ありのままの自分を受け入れられなくなります。

 

幼少期に親と十分な愛着関係を形成できなかった

幼少期の愛着形成がない

 

人間の脳は0~6歳の間で形成され、他者との関係の中で自我が生まれ、対人関係のとらえ方の基盤(プリセット)が形成されます。

 

なので、幼少期に十分な時間を親とすごし、愛着関係が形成されたのかがとても大事になります。

 

そこで、十分な愛情を注がれていないと、対人関係のプリセットが不安や恐怖、というネガティブなものになってしまいます

 

そうなると、対人関係を敵ととらえてしまうことに繋がってしまいます。

 

他人と比較される環境にいる

競争社会

他人と比較されて生きていると、対人関係を敵としてとらえるようになってしまいます。

 

例えば、兄弟とずっと比較されて育った場合や、営業成績だけで価値を決めるような職場ではたらいている場合など

 

常に他人との関係を意識づけされる環境に身を置いていると、対人関係を競争で考えるようになり、ものごとを勝ち負けで判断するプライドが形成されやすくなります。

 

高いプライドを捨てて楽になる5つの改善策

 

では、最後にどうやったらプライドを捨てて、自分らしく生きていけるのかということについて話していこうと思います。

 

先ほどものべましたが、対人関係を敵としてとらえ、弱みを隠そうとするプライドを捨て、自分をありのまま受け入れる自尊心を持つことが大切です。

 

そうするためには、以下の5つのステップを行います。

 

高いプライドを改善する5ステップ

1自分の嫌なところを書き出し受け入れる

2直したいものは改善する

3周りを受け入れる

4周りと協力する

5マルバツ感覚をやめる

 

5つのステップの具体的なやり方は、プライド高い性格を直したい! 本当に効いた5つの改善ステップご覧ください。

 

僕が実際に試した方法のなかで、最も効果的だったものだけをのせているので、ぜひ見てください。

 

プライドは完全に捨てさることは難しいですが、少しずつ捨て、自尊心に変えていくことで、いまよりも挑戦したり人に頼れたりするようになります。

 

僕自身、プライドを捨ててから、新卒1年目から海外で挑戦するようになったり、メンターをつけ色々教えをこうことができるようになりました。

 

少しずつプライドを捨てて、人生の対人関係をもっと楽にしていきましょう。