コーチングの承認スキルとは? 初心者でも5分でわかる解説

コーチングの承認スキルとは

コーチングの承認スキルとは何?

 

“承認”と“ほめる“ではどんな違いがあるの?

 

具体的にどうやって承認していけばいいの?

 

企業で部下のマネジメントをしている管理職の方や、子育てをしている親御さんにはぜひ学んでほしいコーチングの承認スキル。

 

学生時代体育会系でトップダウンの社会で生きてきた私は、社会人になっても部下に指示命令ばかりしていて、彼らのやる気を引き出すことができませんでした。

 

そこから日米のコーチング資格を取得し、承認スキルを使いながら、180度部下との関わり方を変え、主体的に活動できる部下を育成することができるようになりました。

 

そんな私の経験をシェアしながら、コーチングの承認スキルについて解説していきたいと思います。

 

記事の終わりには、読者限定の特典もあるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!

 

 

【クイズ】コーチングの承認スキルはどっち?

コーチングの承認スキルはどっち?

 

まず、私がコーチングを学ぶ前後で行った、部下とのコミュニケーションをシェアします。

 

ケース1とケース2、どちらがコーチングの承認スキルを使っているか予想してみてください。

 

[ケース1]

 

私「先週書いてもらったブログの記事とても良くできていたよ。」

 

部下「え、本当ですか? 嬉しいです。」

 

私「うん、とても読みやすかったし、読者のニーズをとらえていて、Googleでも上位に入ると思う。」

 

部下「はい、ありがとうございます。 次回も頑張ります!」

 

[ケース2]

 

私「先月書いてもらったブログ記事、訪問数が2倍になったね。」

 

部下「はい、とても嬉しいです。」

 

私「前よりも文章の改行を増やしたり、図表を多く取り入れたりしているように感じたけど、どう思う?」

 

部下「はい、読者が読みやすい記事を徹底的に考え抜いてみました。それが功を奏して嬉しかったです。」

 

私「なるほど!自分なりに考えた施策がうまくいったんだ。」

 

部下「はい!次回はもっと見やすくなるように努力してみます。」

 

どちらがコーチングの承認スキルを使っていると思いますか?

 

答えは、ケース2です。

 

では、次章で解説をしていきたいと思います。

 

コーチングの承認スキルとは? ほめるとは違う?

 

コーチングの承認スキルとはどのようなものなのでしょうか?

 

「ほめる」と「承認」を比較して見ていきたいと思います。

 

ほめると承認

※あくまでコーチングにおいての考え方です。

 

「ほめる」と「承認」の決定的なちがいは、自分のために行うか相手のために行うかというところにあります。

 

では、それぞれ解説していきます。

 

ほめるとは?

ほめる

 

「ほめる」という行為は無意識に相手をコントロールするために行っていることが多いです。

 

例えば、ほめることで自分のために頑張ってもらおう、会社の目標を達成するために頑張ってもらおう、という風に潜在的に考えているのです。

 

ケース1の例でいうと、「記事が読みやすかった」という風に伝えることで、次回も読みやすい記事を書いてもらって会社のサイトの訪問数をあげようと無意識に考えていました。

 

また、ほめられた相手は「次もほめられるために頑張ろう」という条件付けがされるようになって、自身のために頑張ろうとしなくなります

 

承認とは?

承認

 

一方、「承認」という行為は相手に安心感を与えるために行います。

 

つまり、「相手がここに自分は居ていいんだ」と安心してもらうことに主眼がおかれます。

 

ケース2の例でいうと、ポジティブな客観的な事実をたくさん伝えることで、相手は自身の成長を実感することができています。

 

そうなると、相手は自分がもっと成長するにはどうしたらいいかと考えられるようになり、あなたに依存せずとも主体的に活動できるようになっていきます。

 

以上のような違いが「ほめる」と「承認」の間にある違いだと言えます。

 

<まとめ>

ほめると承認

 

コーチングの承認スキルを使うときの2つの注意点とは?

 

以上を踏まえ、コーチングの承認スキルを使うときに気をつけるべき2つの注意点について解説していきたいと思います。

 

主観的な評価を極力入れない

主観的な意見

 

コーチングの承認を行うときは、主観的な評価を入れないようにしましょう。

 

例えば、自分が髪を切るたびに、「髪切ったんだ、似合っているよ」「似合ってないよ」と友達に評価されたらどんな気持ちになるでしょうか?

 

髪を切るときにその友達にどう思われるかを気になり、安心して関われなくなっていきますよね。

 

コーチングの承認スキルの目的は相手に安心感を与えることですので、主観的に評価を入れることは極力避けます。

 

客観的な事実を認める

客観的な事実

 

逆に、コーチングの承認スキルを使うときは、客観的な事実を認めていきます。

 

友達が髪を切ってきたら、「髪切った?」と変化に気づいてあげます。

 

髪を切った事実に評価を入れずに認めてあげることで、友達はいつも気にかけてくれているんだと安心感を持ってくれるようになります。

 

実際に、評価をしてくる人よりも、評価をせずありのまま存在を認めてくれる人の方が安心して話せますよね。

コーチングの承認スキルの4つのテクニックとは?

 

では、具体的にどのようにコーチングの承認スキルを使うことができるか4つのテクニックに分けて紹介していきます。

 

YOU / I / WEメッセージ

you/we/Iメッセージ

 

承認を伝えるときは、3つの主語で伝えることができます。

 

・YOU(あなた)メッセージ

 

YOU(あなた)、つまり相手が主語になるメッセージです。

 

例えば、

「(あなたは)誰よりも最近朝早く出勤していますね。」

「(あなたは)あいさつするときにいつも笑顔ですね。」

このように相手の行動を事実ベースで認めるメッセージになります。

 

こういった言葉を投げかけられた相手は、「いつも気にかけてくれている」と感じ、存在を認められている気持ちになります。

 

・I (わたし)メッセージ

 

I(わたし)が主語になるメッセージです。

 

例えば、

「あなたが最近朝早く出勤しているのを見て、(わたしは)頑張ろうと思いました。」

「あなたが笑顔であいさつしてくれるので、(わたしは)明るい気持ちになります。」

このように、相手行動に対して、自分の感じたことを伝えるメッセージです。

 

意見を伝えるのではなく、事実を元に自分の感じたことを伝えましょう。

 

フィードバックスキルの記事でIメッセージの具体的な使い方は説明しているので、合わせてお読みください。

 

読む
コーチングのフィードバックとは?【初心者向けにわかりやすく解説】

 

・WE(わたしたち)メッセージ

 

WE(わたしたち)が主語になるメッセージです。

 

例えば、

「あなたが朝早く出勤しているのを見て、チームのみんなも早く出勤するようになったね。」

「あなたが笑顔であいさつするので、みんな心が安らぐと言っていたよ。」

このように、相手の行動が集団にどう影響を与えているのかを伝えるメッセージです。

 

ミラーリング

ミラーリング

 

ミラーリングとは相手の表情、仕草、声のトーンなどを鏡のようにまねるというテクニックです。

 

心理学で類似性の法則というものがあり、私たちは共通点が多い人に親近感を感じると言われています。

 

例えば、以下のようにミラーリングします。

・相手が笑顔で明るい話をしているとき

→自分も笑顔で明るく、声のトーンは高めで話す

 

・相手が真面目な話をしているとき

→自分も真剣な顔で、声のトーンは低めで話す

といったように、相手に合わせていきます。

 

そうすることでクライエントはあなたに親近感を覚え、安心して話せるようになってていきます。

 

あいづち&うなずき

あいづち_うなづき

 

あいづちとは、相手の言葉に対して反応をすることで、うなずきとは首を縦に振りながら相手の話を聞くことです。

例えば、

「うんうん」

「なるほど」

「それでそれで」

「そうなんだ」

といったように、「あなたの話を聞いていますよ」と態度で示すことで、相手は安心して話せるようになります。

 

感情言葉のおうむ返し

おうむ返し

 

おうむ返しとは相手の言ったことを繰り返すことです。

 

ただし、相手の言ったことをそのまま繰り返すだけだと嫌がられてしまいます。

 

共感という言葉は「共に感じる」と書きますが、相手が安心できるようにするためには、感情に対しておうむ返しすることで共感を示していく必要があります。

 

例えば、

「最近、高校の同級生とあっていろんな思い出話で盛り上がって楽しかったです。」

とクライエントが言ったとしたら。

「高校の同級生と会って、楽しかったのですね。」

と感情言葉をおうむ返ししていきます。

 

そうすることで、クライエントはあなたが共感してくれると感じるようになり、安心して話せるようになっていきます。

 

まとめ

 

最後に簡単にコーチングの承認スキルについてまとめて終わりにしたいと思います。

コーチングにおける「ほめる」と「承認」の違い

「ほめる」は結果的に自分のために行うのに対し、「承認」は相手が安心感をもってもらうために行う。

「ほめる」は主観的に自分の意見を述べることに対し、「承認」は客観的事実をありのまま述べる。

コーチングの承認スキルを身につけていると、相手との信頼関係を築くことができるようになります。

信頼関係を持てていると、相手は本音で話してくれるようになり、本当のありたい姿や行動を引き出せるようになっていきます。

 

ぜひ、コーチングの承認スキルをあしたから使ってみてくださいね。

 

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