「コーチングの質問とは?普通の質問と何が違うの?」
「すぐに実践で使えるコーチングの質問リストが欲しい」
「質問力を伸ばすための方法が知りたい」
本記事はこのような悩みを抱えるあなたに向けた記事です。
これまでUdemy講座で2000人以上の人にコーチングを教えてきた私の経験をもとに、以下の3つについてまとめました。
・コーチング質問と普通の質問の違い
・コーチングの質問例
・コーチとしての質問力を上げるための方法
この記事を読みながらコーチングができるように、実際のフローごと質問例をまとめているので、まだ始めたばかりの人にも使える内容になっています。
記事の終わりには、読者限定の特典もあるのでぜひ最後まで読んでみてくださいね!
コーチング質問と普通の質問の違いとは?
コーチングの質問とは何かを知る上で、普段私たちがしている質問と比較すると理解しやすいです。
簡単に違いをまとめると以下のようになります。
普段私たちがする質問の多くは、「自分が知りたいことを知るため」に行っているのに対し、コーチングの質問は「相手の頭の中を整理するため」や「相手に新たな気づきをうながすため」に行います。
つまり、誰のために質問をしているのかという主語が違うということですね。
【具体例】
・普段の質問:(自分が知りたいから聞く)
今日の晩ごはんって何?
先週の土日は何したの?
この仕事はいつ終わるの?
・コーチングの質問(相手のために聞く)
今日の晩ごはん何食べたい?
今週の土日に行きたい場所は?
この仕事はいつまでに終わらせたい?
もちろん、セッションの中でお互いのことを知るためや事実などを確認するために、「普通の質問」を使うこともありますが、所感でも7~8割は「コーチングの質問」を使っていきます。
このように、コーチングでは「目標を叶える上で必要なものはすでに相手の中にある」と信じ、それを質問によって引き出し、クライアント自身が行動していくことを促します。
コーチング質問例100のリスト| 実際のフローに沿って解説
コーチングは基本的に以下の流れで進みます。
(※最も主流なGrowモデルを実践用に作りかえたフロー)
【各ステップの説明】
①アイスブレイク(何者なのか?)
いきなり本題に入ると、クライエントは身構えて本音で話しづらくなるので、自己紹介や雑談からスタートし、リラックスして話せる場づくりを行います。
②目標設定(どこに向かうのか?)
セッションを通して達成する目標を決めます。また、目標だけでなく達成した先にどんな未来が待っているのかをイメージしてもらい、モチベーションを引き出していきます。
③現状把握(今どこにいるのか?)
目標に対して今何ができていて、何ができていないのかを洗い出します。また、クライエントがイキイキと活動できるように、リソース(経験、価値観、人脈など)もここで引き出していきます。
④行動設定(何をするのか?)
現状から目標を達成するために必要な行動を洗い出します。また、クライエントの行動を促すために励ましの言葉を投げかけます。
ここからは、上記のステップにそって、よく使われる質問を紹介していきたいと思います。
①アイスブレイクの質問例リスト
まずは、アイスブレイクということで、5分~10分ほどでクラエイントとの間にあるアイス(心の壁)を溶かすことから始めていきます。
いきなり本題に入ると、クライエントは身構えて本音で話せなくなり、本来望んでいない方向に進んでしまう危険性があります。
したがって、自己紹介や雑談をし、リラックスした状態でスタートしていきます。
【アイスブレイク】
(★)がついている質問はセッションでプロのコーチがよく使うものになります。
出身・地域
・出身は?(★)
・住まいはどちら?(★)
・地元で有名なものは?
仕事
・普段はどんな仕事をしている?(★)
・これまでどんなお仕事をしてきた?
・職場はどちら(地域)?
・今の仕事でやりがいを感じることは?
・リモートワークになってから何か変ったことは?
趣味/旅行
・趣味は?
・仕事以外の時間は何をして過ごしている?(★)
・最近熱中していること/ハマっていること/ マイブームは?(★)
・いつから始めた?
・どれくらいの頻度でやっている?
・どういうところが好き?
・今年いった旅先はどこ?
・今まで旅した中で一番おすすめの場所はどこ?
・その場所のどういうところが好き?
価値観/人柄
・尊敬する作家や有名人はいる?
・その人のどういうところを尊敬している?
・周りからどんな人だってよく言われる?(★)
・最近褒められたことはある?
・人生で大切にしていることを3つ挙げるとしたら?
・自分を動物で表すと?
・自分を家電で表すと?
・何でも自慢していいとしたら、自分のどういうことを自慢する?
・自分の好きなところを3つ
近況報告
・土日はどうやって過ごしてる?(★)
・仕事終わりは普段どう過ごしている?
・最近何か新しいことは?(★)
・最近楽しいことは?
コーチングと守秘義務の説明
・コーチングとは、〇〇さん自身が目標を見つけ、行動し、達成していくためのパートナーシップになります。「自身」というように、あくまでも主体は〇〇さんになります。私が指導・手伝いをするといったことはありませんので、ご理解のほどよろしくお願いします。(★)
・このセッションで話したことは誰にも口外しないので、安心して話してくださいね。(★)
・セッションを始める前に何か質問はありますか?(★)
・上記のトピックで話すのが難しい場合は、「お互いに何者かわかった方が安心して話せると思うので、まずはこの3つのテーマで自己紹介しましょう」と一言いって始めると簡単です。
・自己紹介や雑談に加え、コーチングではクライエントが行動の主体となることを伝えておきましょう。クライエントが「コーチは何でも教えてくれる」と勘違いしていると、期待とのギャップからクレームが起きる可能性があります。
・コーチには守秘義務があります。プライバシーを守る旨を伝えることで、クライエントが安心して本音で話せる場づくりをしましょう。
②目標設定の質問例リスト
次に、目標設定ということで、「クライエントが何に向かってコーチングを受けるのか」を決める最も大切なパートです。
山頂がわからない状態で登山をしても迷うように、ゴールがない状態で行動をしていてもどこにも辿り着きません。
したがって、セッションの中で最も時間をかけるパートになります(目安25~30分)。
テーマの確認
コーチングでは、クラアントが基本的にすべて意思決定をしていきます。
そのため、まずはクライアントが話したい目標(=テーマ)の確認から行っていきます。
・コーチングを使ってどういう目標を達成したい?(★)
・今回はどういうきっかけでセッションを受けようと思った?(★)
・1年後何ができるようになっていたら嬉しい?(★)
・1年後どんな結果が得られたら嬉しい?
・1年後どんな風になっていたい?
・あなたはどんな変化を望んでいる?
・セッションを通してどんな問題を解決したい?(★)
・どういうテーマでコーチングを進めていきたい?
・今日は何について話したい?
回答例
広げる質問
次は目標を広げていきます。できるだけ多くの選択肢を出し、そこから選ぶことで、クライアントがより望む目標達成をサポートすることができます。
・他には?(★)
・何でも達成できるとすれば?(★)
・1億円が手元にあるなら?
・仮にあなたがスーパーマンだったとしたら?
・世界中の人があなたを応援してくれるとしたら?
・周りの誰にも反対されないとしたら?
・生活のために働かなくてよかったら?
・時間がたくさんあるとしたら?
回答例
私たちは勝手にできないという思い込みを持っています。そういった信条を取り外して本来望んでいることを引き出すのもコーチの重要な役割です。
絞る質問
コーチングの時間は限られているので、すべてを同時に進めることはできません。
したがって、共通するものをまとめたり、優先順位の高いものに絞って目標設定をしていきます。
・その中でも特に達成したいものは?(★)
・その中でも特に今日話したいものは?
・もし今年が最後の1年なら、どれに取り組みたい?(★)
・優先順位をつけるなら?
・やらなかったら一番後悔しそうなことは?
・出した目標すべて達成するとして、まずやってみたいことは?
・今すぐやりたいと衝動に駆られるものは?
・取り組んでいる自分を想像して一番ワクワクしそうなのは?(★)
・目標として被っているものは? / 同じ直線上に並んでいるものは?
回答例
深める質問
目標が決まったら、達成できたかどうかを測れる形に具体的にしていきます。
小・中学校の時に習うWH質問を使えばカンタンに具体化することができます。
・どういうきっかけで? / 何がそう思わせるのか?(why)(★)
・どのくらい?(How much/many/often/long)(★)
・いつまでに?(By when)(★)
・誰と?(Who)(★)
・どこで?(Where)(★)
回答例
・why: 好きな異性が職場にいて、彼女がシュッとした人が好きって言っていたのを飲み会の席で聞いたから
・how much: 今の体重が80kgなので、70kgまでは落としたい
・By when: 3ヶ月後までに
「なぜ、どうして?」という言葉はできるだけ使わないようにしましょう。
例えば、遅刻した時に「なぜ遅刻したの?」と聞かれるのと、「何かあったの?」と聞かれるのではプレッシャーの感じ方が違いますよね。
前者は言い訳を引き出し、後者は事実を引き出します。
詰問(問い詰める質問)のニュアンスが強い「なぜ、どうして?」の質問はできるだけ避け、「どういうきっかけで?、何がそうさせたのか?」といった事実を聞く質問をしましょう。
目標をイメージする質問
コーチングでは、クライアントのモチベーションを高めるために、目標をありありと映像や音声などでイメージできるまで具体化していきます。
その上で5感を使って目標をイメージできるような質問をしていく必要があります。
・達成したらどんな気持ちになりそう?(★)
・達成したらまず最初にどんなことがしたい?(★)
・達成したら周りの人はあなたにどんな声をかけてくれそう?(★)
・どんなことを言われたら嬉しい?
・達成したらどんな光景が広がっていそう?(★)
・達成したら自分はどんな表情をしていそう?
・達成したら周りの人たちはどんな表情をしていそう?
・達成したらどんな感覚が体を走りそう?
・達成した時の体温は?
・達成した時に食べるご飯の味は?
・達成した時どんな匂いがする?
・達成したらどんな良いことがある?(★)
・達成したら周りにどんないい影響を与えられそう?(★)
・達成した時の自分はどんな風に1日を過ごしている?
みんなが驚きの表情をしている(視覚)
気になっている人から痩せました?と褒められる(聴覚)
体からエネルギーが湧いてくる(触覚)
達成後のイメージに関しては、人それぞれ優位となる5感(視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚)が違うため、いろんな角度で質問するとGood。
現状把握の質問例リスト
次は現状把握というステップに進んでいきます。
ここでは、目標に対して現状何ができていて、何ができていないのかを把握します。
目標と現状の2点ができて初めて具体的に何をすればいいのかが明確になるため、飛ばさずにやるようにしてください。
数値化の質問
目標に対する現在地を知るために、数値を使って目標との距離を測ります。
これは正確な数値である必要はなく、クライアントの感覚的な現在地を理解するために行います。
・目標を達成できている状態が100%とすると、現状は何%くらい?(★)
・その〇〇%は、何ができているから〇〇%と言えそう?(★)
・残りの△△%には何がある?
30%(できていること)
・食生活では油物を控えるようにしている
・週1回フットサルに参加している
・友人の飲み会の参加を断っている
70%(できていないこと)
・食事を上手く管理できていない
・運動の頻度が少ない
リソース棚卸し質問
コーチングの現状把握では、目標とのギャップがどれくらいあるかを理解するよりも、クラアントが目標達成する上で使えそうなリソースを棚卸しすることが大切です。
ここでいうリソースとは、クライアントの強み、経験、価値観、人脈、知識などを指します。
世間でなされているほとんどの目標達成が、ここをすっ飛ばして何をするか(行動設定)に進んでしまいがちです。
リソースを見つけることで、クライアントの強みを生かすことができ、より早く高い目標達成が実現できるようになります。
・目標達成する上で、どんな強みが活かせそう?(★)
・目標達成をする上で活かせそうな経験は?(★)
・前回似たようたことで成功した時はどのように行動していた?(★)
・目標達成をする上で〇〇さんらしさを出すとしたら?(★)
・目標を達成する上で一緒にやってくれる人は?(★)
・目標達成する上で、助けてくれそうな人は?(★)
・過去部活で体幹トレーニングをやっていた(経験)
・ダイエットに成功したことがある友人A(人脈)
・一緒にフットサルをしている友人B(人脈)
行動設定の質問例リスト
最後に行動設定で使う質問についてまとめて行きたいと思います。
広げる質問
ここでは、目標を達成するために、思いつく限りの行動を洗い出していきます。
ただし、目標に向けたすべての行動を1回で出し切る必要はありません。
例えば、「10kg痩せる」という目標をたてたとしても、いきなりすべてのロードマップを描くのは難しいですよね。
したがって、「毎朝10分散歩する」と言ったように、一歩先に始められる行動設定から始めます。
・目標を達成するために必要な行動は?(★)
・目標に1%でも近づくためにどんな行動が取れそう?(★)
・今日からできることは?(★)
・先ほど出した強み(経験、人脈など)を活かすなら?
・残りの△△%を埋めるために何をする?
・友人を誘う上でやることは?
・何でもできるとすれば、どんな行動を取る?
・勉強したいことは?
・自分と同じような目標を達成した人 / 参考になりそうな人は?
・今週末までにまずできることは?
・時間がたくさんあったとしたら、やっておきたいことは?
・他には?(★)
・毎朝散歩をする
・晩御飯は炭水化物を抜く
・友人Aにダイエットのコツを聞く
絞る質問
行動を洗い出したら、どれから取り組んでいくかを決めます。
・何から取り組んで行きたい?
・どういう順番で取り組みたい?(★)
・どれが一番取り組みやすそう?(★)
・やると一番成果/効果が出そうなのは?(★)
・この中で直近でできることはどれ?
・それからやると、どんないいことがある?(★)
・友人Aにダイエットのコツを聞く
⇨素人の自分が自己流でやるよりも、成果が上がる方法でチャレンジできる。
深める質問
目標設定の時と同様、5W1Hで行動を細分化して行きます。
「どのように」という質問は行動を細分化することができ、「いつまでに」という質問は期限を設けることでクライアントの行動を促すことができます。
・どのくらいやる?(How much /many / often / long)(★)
・いつまでにやる? (By when)(★)
・具体的に何をやる? (what)(★)
・どこでやる?(Where)(★)
・誰とやる?(Who)(★)
・ぜひ頑張ってくださいね
・では、結果を来週聞けること楽しみにしています
友人Aにダイエットのコツを聞く
⇨明日までに、友人Aに3ヶ月で10kg痩せるためのダイエットのコツを最低3つ聞く
ここまでの内容をまとめると、コーチングは以下のフローで進み、各パートに沿った質問をしていくということになります。
(※最も主流なGrowモデルを実践用に作りかえたフロー)
【各ステップの説明】
①アイスブレイク(何者なのか?)
いきなり本題に入ると、クライエントは身構えて本音で話しづらくなるので、自己紹介や雑談からスタートし、リラックスして話せる場づくりを行います。
②目標設定(どこに向かうのか?)
セッションを通して達成する目標を決めます。また、目標だけでなく達成した先にどんな未来が待っているのかをイメージしてもらい、モチベーションを引き出していきます。
③現状把握(今どこにいるのか?)
目標に対して今何ができていて、何ができていないのかを洗い出します。また、クライエントがイキイキと活動できるように、リソース(経験、価値観、人脈など)もここで引き出していきます。
④行動設定(何をするのか?)
現状から目標を達成するために必要な行動を洗い出します。また、クライエントの行動を促すために励ましの言葉を投げかけます。
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コーチングの質問力をあげる3つのコツ
最後にコーチングの質問スキルを伸ばしていくための3つのコツを紹介したいと思います。
具体的な練習方法まで載せているので、ぜひ最後までみてくださいね。
1.オープンクエスチョンを意識的に使う
質問はオープンクエスチョンとクローズドクエスチョンという2つの種類に分かれます。
それぞれの違いは以下の通りです。
オープンクエスチョン(開かれた質問)
クライアントがいろんな形で回答できる質問
質問形式:WH質問
何が、どういうきっかけで、どうやって、いつ、どこ、誰と
質問例:
・何を食べたい?
・どこにいきたい?
・いつまでにやりたい?
クローズドクエスチョン(閉じられた質問)
クライアントの回答が制限される質問
質問形式:Are you~? / Do you~?形式
〜ですか? など
質問例
・イタリアン食べたい?
・ディスニーランド行きたい?
・来週までに終わらせる?
コーチングでは、オープンクエスチョンは相手から多様な答えを引き出すことができるのに対し、クローズドクエスチョンはYes/Noなど限られた答えしか引き出すことができません。
コーチングでは誘導尋問にならないように、クローズドクエスチョンはなるべく避け、オープンクエスチョンを中心に行ないます。
①2人1組になって、1分間ずつ「今年中に旅したい場所」をテーマに会話してみましょう。
②1周目、聞き手は「〇〇に行ってみたい?」「そこは〜がおすすめだけど経験してみたい?」とYES/NOだけでしか答えられないクローズドクエスチョンを使いながら聞いてみましょう
③2週目、聞き手は「どこに行きたい?」「いつ行きたい?」「例えば何がしたい?」「何が食べたい?」などオープンクエスチョン(WH質問)を使いながら聞いてみましょう。
④セッションが終わったら、お互いに「1周目と2周目で話していてどんな違いがあったか」について感想共有をしましょう。
2.ありたい姿をたずねる
コーチングで気をつけたいのは、「やりたいこと」だけを尋ねながら進めるということです。
「やりたいこと」の先には必ず「ありたい姿」があります。
例えば、「ダイエットで10kg痩せたい」という目標であれば、その先には「意中の相手と付き合っている自分」というありたい姿があるかもしれません。
「その先にどんないいことがありますか?」という質問をし、ありたい姿を明確にしていきましょう。
「やりたいこと」の先にある「ありたい姿」を明確にすることで、クライアントがどこに向かっているのかを明確にし、モチベーションを引き出していきましょう。
①2人1組になって、1分間ずつ「今年中にやりたいこと」をテーマに会話してみましょう。
②聞き手は話し手のやりたいことに対して「達成できたらどんないいことがある?」「達成できた先にはどんな光景が見える?」といった質問をしてみましょう。
③セッションが終わったら、お互いに「話す前と後で叶えたいことへの解像度にどんな変化があったのか」について感想共有をしましょう。
3.質問よりも聴くことに徹する
「コーチング=質問すること」と勘違いしている人が多くいます。
もちろんコーチングでは質問することで相手の気づきを引き出したり、思考を整理したりしますが、それよりも聴くことに徹する必要があります。
なぜなら、クライアント側からするとたくさん質問をされると尋問されているような気持ちになり、安心して話せないからです。
「何がしたい?」
「どういうきっかけで?」
「本当にやりたいの?」
このように質問され続けると、責められている感じがして本音で話すことが難しくなります。
コーチングでは、質問することよりも聴くことの方が大切であることを理解しておきましょう。
コーチングにおける話の聴き方はどうやるの?と思った人は、コーチングの傾聴ってどうやるの?具体的5つの方法を紹介!をお読みください。
コーチング質問まとめ
いかがだったでしょうか?
コーチングの質問は、自分が聞きたいことを聞くのではなく、相手の気づきを促すために聞くということです。
このことが分かっているだけでも、あなたの質問の仕方は大きく変わっていくと思います。
今回紹介したフローと質問例を参考にしながら、ぜひ実践してみてください。
コーチングをこれから勉強しようと考えている人は、【コーチングの勉強方法】最短で学ぶ道を目的別にまとめてみたも合わせてお読みください。
80万円ほどかけてコーチングを勉強した私の経験を元に、最短でコーチングを身につける方法をまとめています。
以上、【コーチングの質問とは?】すぐに使える100の質問例リストでした。
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